本話掲載本誌
作者:高松美咲 漫画『スキップとローファー』55話(コミックス10巻) 感想 【スキロー】(本編内容引用)
夏の夜の告白
他の人とは笑顔で話す志摩くんですが、片想い(?)の相手であるみつみちゃんの前ではうまく笑えていません。(ミカちゃん談)
●彼へ告白する前にミカは彼の顔しか見ていませんでしたが、彼への恋心が無い現在は本当の姿を見ることができています。(顔しか見ていませんでしたが、好きという気持ちは本物でした)
●かつて好きだった相手が恋を自覚して他の人に夢中になっている様子にモヤモヤしているのでしょうか。
志摩くんに告白して、彼に好きな人がいることをナオちゃんに打ち明けるミカ。
するとナオちゃんは“誰かに想いを聞いてほしかった過去の自分”を思い出して泣きます。
●ミカとナオちゃんは友達とは違う関係ですが、友達にも打ち明けられない事を相談できる特別な関係ですよね。とすると成り行きでついてきてしまった迎井くんもミカと特別な関係なのか…?
自分を見つめ直すことができた夏(迎井くん)
恋愛の事で議論をして、志摩くんの恋愛観は「みつみちゃんとは違う」と彼のことを否定してしまいましたが、ミカやナオちゃんの話を聞いて志摩くんの恋愛観について少し考え直します。
●この作品の中では“異質な子供時代を送った人物”として描かれている志摩くんですが、彼にとってはそれが異質ではなく当たり前のことであり、それが基になって恋愛観も形成されたので迎井くんも志摩くんのことを完全に否定できないのでしょうね。
●突然泣き出すナオちゃんに「ぎょ」としたかなり珍しい顔で驚いていましたがミカ周りのことになるとこれまでに無い一面を見ることができる迎井くん。2人の今後が気になります!
自分を見つめ直すことができた夏(ナオちゃん)
ナオちゃんは「自分の生まれた場所」「会わせたい人」「話したいこと」がたくさんあるから、恋人(彼氏)であるゴロちゃんに来年はふたりで帰郷しようと話しました。
●「彼氏を今度連れてこい」と母に言われて、少し悩んでいる様子のナオちゃんでしたが、自分と同じ痛みを経験したミカと話したことで、その痛みも受け入れて一歩前へ進むことができました。
●ラストのシーンは来年の夏を描いているのでしょうか。すごくいいですね。
●ミカの悩みが最終的にはナオちゃんの悩みを解決する構成が良かったですね。
そろそろ夏が終わって秋になりますかね。
とすると文化祭編が再び描かれるのでしょうか。
八坂とみつみちゃんの話がメインになると思われます。
そこに八坂の事が好きな氏家くんと、氏家くんと仲良くするみつみちゃんを見て嫉妬志摩くんが加わるなど1年前の文化祭とはまた違った様子が描かれますね。
今年も志摩くんは演劇をすると思いますが、最後の文化祭となる兼近先輩が演技で志摩くんに何かを伝えてくれるのではないでしょうか。
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