米国の北朝鮮分析サイト『38ノース』が2024年4月22日に日本やアメリカのアニメ制作に北朝鮮のアニメーターが関与した疑いがあると明らかにした、と時事ドットコムが報じました。
北朝鮮が管理していたとみられるクラウドサーバーに、これらアニメの関連ファイルなどが保管。
北朝鮮アニメーターの関与が疑われるのは2024年7月放送開始予定のTVアニメ『魔導具師ダリヤはうつむかない』のほか、米アニメ『インビンシブル』などの作品。また、北海道札幌市のアニメ制作会社である株式会社エカチエピルカ(Ekachi Epilka)の名前が入ったファイルもあったとのこと。
解析した米シンクタンク『スティムソン・センター』のマーティン・ウィリアムズ上級研究員は、米政府に制裁を科されている平壌拠点のアニメ制作会社が関与した可能性があると分析しているが、日米の制作会社が「北朝鮮アニメーターに下請けに出されていたことを知っていた証拠はない」と強調しています。
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www.38north.org
2024年7月放送開始予定のTVアニメ『魔導具師ダリヤはうつむかない』のアニメーション制作会社は颱風グラフィックス、イマジカインフォス。(製作委員会は『製作委員会はうつむかない』)
マーティン・ウィリアムズ上級研究員の話通りであれば元請けのアニメ制作会社である颱風グラフィックスとイマジカインフォスと株式会社エカチエピルカは北朝鮮の制作会社に下請けを出されていたことを知りません。
もしかすると元請け2社の下請会社から更に北朝鮮の制作会社へ下請けを出した可能性がありますが、現在真相不明。公式からの発表があるまで静観しましょう。
また、アニメ『魔導具師ダリヤはうつむかない』が放送中止になるかは発表されていませんが、無事に放送していただきたいです。