中国のゲーム会社ML Interactiveが2024年4月24日にリリースした『Winning Derby 勝利の少女』(ウイニングダービー)の感想やレビューになります。
本作は、サイゲームスのゲームアプリ『ウマ娘 プリティーダービー』のパクリみたいな感じです。
2024年4月24日にリリースしたのはAndroid版のみ、iOS版は2024年7月1日
あらすじ
未来の世界において、人類はかつての名馬の栄光を再現するため、少女型の人工体を製造しました。
これらの少女型の人工体に名馬の「魂」を注入し、それを「御駖(ウィンビー)」と呼びます。
御駖は歴史的な名馬の記憶を受け継ぎ、各々独自の特性を持ちます。
彼女たちは強い意志と体力を持ち、人間に忠実でありながら独自の思考を持っています。
そして彼女たちの生存目的はただ一つ、主人のために競走場で最高の成績を作り出すことです。引用元:Google Play
「人工体に名馬の魂を注入する」というのが中国らしいですね。
ウマ娘には登場していない以下のような競走馬をモデルにしたウィンビーが本作には実装。
ディープインパクト
ロードカナリア
ファンタスティックライト
エピファネイア
エネイブル
アーモンドアイ
カリフォルニアメモリー
トレヴ
ロシアンエンペラー
ウィンクス
エネイブル
カリフォルニアクローム
ステイゴールドなど
アイコンはウマ娘にも登場しているキタサンブラックでしょうか。
モデルとなった競争馬の馬主等に許可を得ているかは不明です。場合によっては全てオリジナルウィンビーになる可能性もありますね。
オーストラリアや香港といった海外の競馬場をモチーフとしたレース場も実装しており、レースはウマ娘と同じく3DCGですが、Winning Derbyでは視点を360度変えることが可能。この機能はウマ娘にも実装しても良さそうですが、ペチコートやペチパンツのようなものを穿いているとはいえスカートの中を撮影したりと問題行動を起こすトレーナーが現れるかもしれないので実装しない方がいいのかもしれませんね。
イラストはAI生成と思われます。
日本語のボイスも収録。
アニメウマ娘1期(Season1)のOPテーマでありゲーム等にも収録されている「Make debut!」等に酷似したBGMも収録されているのがかなり危険です。
キャラに愛着が湧かないですしゲームとして面白くありませんので、本場中国でも流行らない可能性が高いというのがプレイした感想です。課金するユーザーはいるのでしょうか。
ゲームウマ娘がリリースしてから3年以上経過しましたが、リリースしてから数ヶ月で中国がパクってくると思っていたので今回はかなり遅かったですね。
ゲームだけでなくアニメ化する可能性もありますが…。
2023年に公開された『千里少女』はどうなったのでしょうか。
FGOのパクリである『命運女神指定』とかも消息不明です。
『千里少女』について、zo_bula_bulaさんが公開した以外の情報は一切不明。
以下のねいろ速報やあにまんといったサイトでもzo_bula_bulaさんのポストを掲載しているだけでそれ以外の情報はありません。
中国のウマ娘的なゲームの話。
歴史に名を刻む名馬を擬人化したゲーム、千里少女が中国で昨年リリースされていたそうです。
千里少女は名馬の各種を代表した擬人化キャラと、歴史上に広く知られた固有の名馬の擬人化キャラとで構成されている模様。競走馬を擬人化したウマ娘との違いが興味深いです。 pic.twitter.com/5fB4tGVGNq— zo_bula_bula (@zo_bula_bula) 2023年2月4日
『Winning Derby 勝利の少女』公式映像
www.youtube.com