邪神ちゃんドロップキックが富良野のイメージを落とすとしてニュースになりました。
富良野市議会の決算審査特別委員会は15日、2021年度一般会計決算を不認定とした。市がふるさと納税で制作費を募り、今夏に放送されたテレビアニメ「邪神(じゃしん)ちゃんドロップキックX」の富良野編の内容が不適切だと判断した。
市議会事務局によると、決算の不認定は04年度の一般会計(審議は05年)以来で17年ぶり。採決では認定と不認定が7対7の同数となり、委員長裁決で不認定となった。
争点となったのは、アニメの制作委託料3300万円。討論で佐藤秀靖氏は「邪神ちゃんに借金があるため臓器売買を提案するなど社会通念上許されない行為が多くあり、富良野のイメージを落としかねない」と主張。一方、認定の意を示すため起立したある委員は「あくまでアニメの中の話。一部分だけを切り取って議論するのはよくない」とした。
北猛俊市長は取材に対し、「不認定は非常に残念な結果。表現の自由に介入して指摘するのは遺憾だ。委員会などで出たさまざまな意見については今後の参考にしたい」と答えた。
引用元:北海道新聞”「アニメの内容 富良野のイメージ落とす」 市議会、一般会計決算を不認定”
邪神ちゃんドロップキック側は、Youtubeに富良野編のアニメを期間限定で公開するとともに、イメージに対するアンケートを実施しています。
<アンケート>
そもそも邪神ちゃんの視聴者や寄付してくださった方は、邪神ちゃんのことを理解しているはずですので、富良野のイメージダウンにはならないと思います。
そもそもギャンブル好き、非道な行いもするなど作品でも「クズ」と言われている全裸の悪魔が主人公の作品だと理解した上で予算を決定したはずですが、作品の内容を精査せず税金を使った後に批判する佐藤秀靖氏含む7名の議員に対する批判ツイートが見受けられます。
上記の記事でも触れましたが、邪神ちゃん公式の配信で視聴者の意見を公表していました。
賛成派の意見
・原作では見られない新しい世界が描かれていて良い
・キャラクター達と旅行に行った気分になれる
・映像を見て現地に行きたくなった
反対派の意見
・神保町のドタバタが好きなんだ
・4話やるのは多すぎる
・宣伝要素が多すぎる
ふるさと納税回を見て「現地に行きたくなった。」など好意的にとらえてくれる方もいらっしゃる一方で、「宣伝要素が多すぎる。」など原作のアニメ化を望み、ふるさと納税回を否定する意見が製作側に集中していたのに、コラボ先である富良野市が「邪神ちゃん」を否定してしまったら、「富良野市が批判するし、作品がつまらなくなったし、富良野市とコラボしなければよかった。」という意見や、他のアニメ作品も「富良野市とはコラボしない方がいいだろう。」という意見も出てくると思います。
【違法より早い】#邪神ちゃんドロップキック X 富良野編、1週間無料配信開始!富良野の魅力をたくさん詰め込んだ映像をご覧いただいて富良野のイメージが上がったか下がったかご回答ください!
結果は公表します。■アンケートhttps://t.co/zrRaMZkt0p#jcdk pic.twitter.com/qHsFW6RtrR
— 【目指せ4期】邪神ちゃんドロップキックNEXT (@jashinchan_PJ) 2022年11月16日
公式ツイッターからの呼びかけに1時間以内に反応してくださった1.2万人の皆さまは、もともと邪神ちゃんに好意的な方が多いはず。バイアスがかかっている前提でご覧ください。そして今後の数値変化を見守りましょう。 pic.twitter.com/0aKGunT7KX
— 【目指せ4期】邪神ちゃんドロップキックNEXT (@jashinchan_PJ) 2022年11月16日
「邪神ちゃんの内容不適切」 富良野市議会委、アニメ巡る決算不認定:北海道新聞 どうしん電子版 https://t.co/JuJlUhhS1h
— 北海道新聞 (@doshinweb) 2022年11月16日
news.yahoo.co.jp
まとめ
作品の内容を精査せずに予算を執行して、視聴者や寄付してくださった方に対する批判ともとれる発言、さらに「邪神ちゃんドロップキック」という作品、原作者のユキヲ先生や出版社、アニメ製作委員会のイメージを落とした今回の富良野市議会や富良野市に批判が集まるかもしれないです。
記事中で邪神ちゃんのことを「全裸の悪魔」と表現しましたが、チェンソーマンが放送中ということもあり、チェンソーマンに登場しそうな感じになってしまいました。