作者:川江康太 漫画『鵺の陰陽師』20話 感想
爛匣
式神には4つの階級があり、その中でも最上級である爛匣(れんごう)は陰陽師一人の命で召喚することができません。
その問題を解消したのが前回藤乃双斧が使用した“召喚楔”。
●完成するまでに10年、製作費が1億掛かると前回説明がありましたが、双斧が手にかけた者や他の陰陽師の命が複数使われている可能性もありますね。
召喚された式号『倉尖隧(くらのさきみち)』など爛匣を使えるのは陰陽師の中でも3人のみ。つまり藤乃双斧は最強クラスということになります。
●それ以上にすごいのは鵺。分体にそこまでの戦力が必要なほど彼女の力は強力ということになりますね。
二つ目の盡器
『倉尖隧(くらのさきみち)』に対抗するため、双斧ですら聞いたことが無い“二つ目の盡器”No.2『垓反婁宿(スタースレイブ)』を使う鵺。
『倉尖隧(くらのさきみち)』と双斧を両断!
●『垓反婁宿(スタースレイブ)』を使う時の鵺は学生服姿より幼くなっています。(ロリ鵺?)
●この時に発した言葉が人語ではなく幻妖のみが使える言葉だとすれば、こちらが鵺本来の姿である可能性もありますね。
●この姿になる前に「ここから先懐刀は無くなるけど」と言っていますが、『垓反婁宿(スタースレイブ』が本来は分体の力(学郎の力も含めて)では使える代物では無いため二度と使用できない可能性があります。もしくは使用できなくなるのはNo.1『柱刀骸街(ゼノブレード)』かも?
●「懐刀は無くなるけど」というのが盡器だけでなく、今後鵺が学生服のあの姿に戻れない可能性もあります。逆にロリ鵺へ二度と変身できない可能性も。
スタースレイブ
●バンド・Syrup16g(シロップじゅうろくグラム)の楽曲「Star Slave」が盡器『垓反婁宿(スタースレイブ)』の元ネタである可能性が高いです。
歌詞をこの作品に照らし合わせると、鵺がいつしか(1話での鵺の発言通りだと1年以内)暴走して愛する学郎や代葉を傷つける可能性があるから学郎に自分を倒してほしいという意味があります。
(全く的外れである可能性もあります)
ここから、1話の感想記事をほとんどそのまま使って、その理由などを説明していきます。
鵺が封印されているため、人のいざこざが増えると更に学校へ幻妖が集まると1話で説明がありました。(妖怪関係の『百鬼夜行』をイメージしているのかも?)
1話で学郎の父を殺した幻妖も描写されていましたが、髪型がどことなく鵺に似ていたので、鵺の周辺で融合した幻妖はいずれ鵺になると予想。
そもそも鵺が幻妖の総大将であり、彼女がいるから幻妖がこの世に存在しているのかもしれません。
それらを考慮すると鵺が「今年で人間ともお別れだ」と言っていたのは、幻妖の発生原因である自分が消えるために学郎から倒してもらうのが目的ですね!
『垓反婁宿(スタースレイブ)』はその事を意味しているはず。
そして、60年で弱まった封印が解けて悪い幻妖を全て取り込んだ鵺が学郎に倒される最終回になりそう。
果たしてあと数ヶ月で学郎が鵺を倒すことはできるのでしょうか。
今回狂骨が消えましたが、彼の本体を使って藤乃家が鵺と戦う展開になりそうです。
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