作者：尾田栄一郎 漫画『ワンピース（ONE PIECE）』1108話 感想「応答せよ、世界」（本編内容引用）
【目次】
古代兵器争奪戦
エッグヘッド島にいるヴァンとカタリーナの目の前に現れたのはカリブー海賊団船長の濡れ髪のカリブー（ヌマヌマの実）
彼は黒ひげティーチに憧れていて子分になるのが夢なので、神の名を持つ古代兵器の在り処を教えるから本人に会わせてくれと懇願。
【濡れ髪のカリブーと麦わらの一味が知っている古代兵器の在り処】
・『ポセイドン』の正体は魚人島の王女しらほし姫
・『プルトン』はワノ国の地下に眠っている
これで黒ひげがしらほし達を狙うのですが麦わらの一味はエルバフいくので阻止することができません。
海軍中将を一撃で
パシフィスタの威権を持つボニーを狙う海軍中将達。
海軍本部中将土茶（トサ）が装甲も食いちぎる10本の指銃“土茶噛み”でボニーを狙いますが、ブロギーが斧で潰します。
通常攻撃の一撃で中将を倒すなんて強すぎる。
「（麦わらの一味の）ルフィとサンジを助けてくれるのか！？」とボニーが問うとブロギーがリトルガーデンでの初登場時と同じ様に「ニカッ」と笑い「勿論だ!!!」と答えました。
太陽神ニカを信仰するのでニカッと笑うのでしょうか。
ドール中将の20年以上前の上司はハグワール・D・サウロだったと判明。
ブルーグラス中将曰く「あいつは強かったね」とのこと。
巨人族は空島に行ったことがある？
ボニーが「雲の上に研究所があって」と言うと巨人が「空島か？」と言います。もしかすると空島に行ったことがある巨人族がいるのかもしれませんね。
空島編287話で太陽の神、雨の神、森の神、大地の神が信仰の対象になっているので、太陽の神はニカ（ルフィ）、雨の神はビビ、森の神か大地の神がティーチに該当するはず。しらほしは海の神でしょうか。
巨人族であれば神や古代兵器プルトンやウラヌス（ニカ？）についても詳しく知っていそうですね。
世界の真実
ボニーがパシフィスタの威権を持っているため「守ってやってくれ」とルフィに懇願するベガパンク。
黄猿の光の剣『天叢雲剣』でベガパンクは腹を貫かれて笑っていますが、理由は直後にベガパンクが残したメッセージがエグヘッド島に流れ「世界の真実」について語られたからです。
エッグヘッド島の研究層（ラボフェーズ）からベガパンクによる「世界の真実」を伝える配信が始まりモニターやベガパンクの死を感知する心電図の様な物が映っていましたので、ベガパンクが死亡した際に自動的に流れるメッセージと思われますが、これに世界政府から話すことを止められていた真実をようやく打ち明けることができてベガパンクは笑ったのでしょう。
「世界～応答せよ」と言っているのでエッグヘッド島だけでなく世界中にメッセージが届き、「世界の真実」は『エッグヘッド事件』として世界に思いもよらぬ衝撃（ショック）を与えることとなります。
告げられる内容の候補は『空白の100年』『イムによる支配』『五老星の本性』のどれかと思われます。ベガパンクはオハラの考古学者と繋がっていたので、クローバー博士が『空白の100年』に打ち立てた仮説を五老星に報告した際に名前を出そうとした文『ある巨大な王国』について知っており、王国の名前と真実をオハラの考古学者の遺志として世界に告げるのではないでしょうか。
黄猿はベガパンクが死亡することでメッセージが流れることを知っていてベガパンクを殺めた可能性があります。ベガパンクの協力者にも思えますが協力者であればベガパンクを活かした状態でエッグヘッドを脱出すればメッセージは流せるはずなので可能性は低いですが。
もしくはサターン聖に刺された傷を光で焼いて塞いだもしくは毒を除去するために血を流させた可能性もある。つまり黄猿はサターン聖を裏切りベガパンクを助けて、ベガパンクは死んだふりをしている可能性あり。
黄猿はベガパンクに協力したのでここでサターン聖に殺されるのかも。サターン聖が死ぬ可能性もありますが。
ベガパンクには死んでほしくありませんが生きていると麦わらの一味と世界政府との戦いで麦わらの一味がかなり有利になってしまうのでここで退場でしょう。
サターン聖は動物系（ゾオン）の人獣型から獣型へ変化。
ただし、悪魔の実の能力者ではなく人間の姿が仮初で今の妖怪のような姿が本来の姿という可能性もあります。その正体は牛鬼の可能性が高いです。
1113話で世界の真実が明かされました。
前回 1107話
次回 1109話
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