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アキバ冥途戦争 第10話 雨

 

末広の正体

嵐子推しである末広の正体は殺し屋でした。

本話の冒頭では凪からの依頼でメイドを殺害。

さらに別件を実行するに指示を受けています。恐らく『とんとことん』のメイドを秘密裏に消すことかと思われます。

 

 

嵐子さんと末広さんのデート

末広さんからのお誘いでデートに行くことになった嵐子さん。

デート当日になって、御徒町さんが嵐子さんへ妨害をしてきます。エレベーターの中で御徒町さんが初セリフを言ったのですが、扉に遮られてよく聞こえません。

 

末広さんとデートを満喫した嵐子さんは、珍しく顔が紅くなり照れる表情を見せます。

 

 

愛の逃避行

殺し屋の仕事で心がすり減っていた末広さんは、とんとことんにいる嵐子さんに出会い、彼女に癒されていき、次第に惹かれていきました

 

末広さんは、嵐子さんに自分と共にアキバを離れようと提案します。

嵐子さんに末広はキスをして自分の想いを伝えました。

 

 

末広さんが本来は今日も仕事だったと言っていましたが、凪からの指令で脅威となる嵐子さんを消す予定だったのかもしれないですね。

 

 

15年前の真相

末広さんが一旦去った後に、嵐子さんの前に御徒町さんが姿を現し、15年前の真相を語ります。

 

1話冒頭でメイド喫茶『侍女茶館』の店長である美千代さんを弾いたのは御徒町さんでした!

 

夢のメイドになったが、雑用ばかりで落ち込んでいた御徒町さん。

しかし、自分を推してくれるご主人様『末広さん』が現れて、メイドの仕事にも希望を持ち始めました。

 

その後、上からの命令で敵対するメイド喫茶の店長を弾きました。

大仕事を全うしたことで上に行けると思った矢先、ご主人様『末広さん』が現れて自分を消そうとしてきます。

自分に近づいてきたのは、消すためだったと絶望した御徒町さんでしたが、殺し屋の末広からなんとか逃げることができました。

 

逃亡した御徒町駅のパンダ広場を見た彼女は、「パンダになりたい」と思いパンダになりました。

 

時が経ち、15年前の事件現場であるメイド喫茶『侍女茶館』に再び現れたところ、その場所はメイドカフェ『とんとことん』になっています。

店長に誘われて働くことになったが、1話で15年前に敵対グループを襲撃した嵐子さんが出所してきて同じ職場で働くことになり、タイヤで遊んでいた御徒町さんが冷や汗を滝のように流していたことが判明しました。

 

 

末広が嵐子さんに近づいてきたのは、自分の時のように嵐子さんを消すためだから、末広と共にアキバを離れるのはやめるよう御徒町さんは嵐子さんに訴えます。

そして、15年前に嵐子さんの大切な人を奪ってしまったことを謝ります。

 

嵐子さんは御徒町さんを張り倒して、美千代さんの敵討ちとして銃で撃ちました。

 

 

御徒町さんの復讐

死んだかと思われた御徒町さんは嵐子さんに生かされていました。

専守防衛を掲げていた『侍女茶館』の店長であった美千代さんを無駄にしないために御徒町さんを殺さないと言います。

 

嵐子さんは「自分で決着をつける」と御徒町さんに伝えます。

 

 

シリーズ構成の比企能博さんによると、15年前は美千代さんを弾いた敵対グループを襲撃して捕まりましたが、そのときに復讐は終わっていて、美千代さんは大事だけど復讐のためにアキバに帰ってきたわけではないので、御徒町を殺さなかったと語られています。

 

正当防衛とは言え1話とかで思いっきり他のメイドを殺していましたが、不殺を誓うなごみの行動を見ていくうちに、嵐子さんも殺さなくなったようにも感じますね。

 

 

嵐子さんは末広さんと共にアキバを離れることをなごみに伝えて『とんとことん』を後にします。

 

嵐子さんはロッカーにある拳銃を持っていたので、15年前の復讐ではなく、『とんとことん』を守るために末広さんと決着をつけるつもりなのでしょう。

 

 

待ち合わせ場所に向かう末広さんでしたが、背後から突然銃で撃たれます。

撃ったのは御徒町でした。

 

「嵐子さんにご主人様を殺させるわけにいかない。」と御徒町さんは末広に言います。

 

雨が降る中で、嵐子さんは末広さんを待ちますが、彼は現れず嵐子さんはその場を去ります。

 

 

15年前同様、雨が降る中で大切な人を失った嵐子さん、悲しいです。

 

 

『とんとことん』に戻った嵐子さんは、店の前にある血の跡と店にいるのが御徒町さんだけだったことから、末広さんが現れなかったのは御徒町さんが決着をつけたからだと気づき、そのことを御徒町さんに尋ねますが御徒町さんは答えません。

 

嵐子さんが立ち去るときに「15年前に美千代さんを殺すように命じたのも、今回の末広さんに嵐子さんを消すように命じたのもケダモノランド代表の凪だ。」と御徒町さんが告白します。

 

持っていったと思っていた銃はロッカーにあり、その銃を持った嵐子さんは15年前に美千代さんが殺された時と同じ怒りの表情を見せたのでした。

 

 

末広さんが絶命する前に御徒町さんへ伝えていたのは、凪が黒幕だったということでしょう。嵐子さんと逃亡していたら、彼女を血生臭い世界から離れさせるために、凪が黒幕ということは伝えなかった可能性もありますね。

 

末広さんの真相

嵐子さんとの待ち合わせ場所に向かう前に凪と連絡をとる末広さん。

「万年嵐子は殺さない。」と凪に言い放ちます。

 

命令に背く末広に凪は「豚と心中するつもりか。いい趣味だな。」と末広さんに返しますが、「あんたに価値が分からなくてもいいさ。」と末広さんがさらに言い返します。

 

豚に真珠と心中、価値と上手い表現です。

本話の冒頭でとんとことんの『豚に真珠コーヒー』を見て、豚に真珠の価値が分からないと決めつけるのはおかしいと疑問をもって、嵐子さんには真珠が似合うと言った末広さんのセリフがここで繋がりましたね。

 

御徒町さんから撃たれた末広さんの手には真珠の指輪がありました。

 

 

まとめ

クライマックスに向けて静かにも盛り上がるエピソードでした。

 

嵐子さんと末広さんは刺し違えてでも互いを始末するのかと思っていましが、嵐子さんは拳銃を店に置いていき、末広さんは真珠の指輪を持っていたので、2人とも本気で愛のために逃げるつもりだったのですね。

エンディング後にあのシーンを持ってくることによって、より悲しく切ない気持ちになりますね。

 

エンディングの嵐子さんの衣装は今回着ていたものでした。

ラストで銃を海に捨てていることから、凪との決着後に末広さんと行くはずだった北に行くのかもしれないですね。その後はまた『とんとことん』に戻ってほしいです。

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15年前の事件が凪の自作自演であったことが判明し、大切な人を2人も手に掛けられた嵐子さんは凪に復讐するのでしょうか。

個人的には、凪を殺さないと思います。

美千代さんの教えを守り、なごみによって考え方が変わったので、トドメを刺さずに最後は凪を逮捕させて罪を償わせるのかなと。

 

 

それはそうと、御徒町さんの中の人が明かされましたが、彼女嵐子さんと同じぐらいの年齢のはずですが、嵐子さんより更に若く20代半ばと言われても違和感ないです。

あのかわいい人が強盗したり、看板でメイドを葬ったり、野球でホームランを放ったりしていたのを思い返すとさらに面白いですね。

 

公式サイトで、御徒町さんの身長が175cmとなっていますが、これは中身も同じ身長なのでしょうか。

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