葬送のフリーレン139話のネタバレ、感想、考察、確定の最新情報を紹介します。
本編内容引用
葬送のフリーレン139話ネタバレ感想考察
今回は139話の感想と考察。
サブタイトル「鍛冶屋のクライス」
漫画本編を読まなければ内容が分からないように文章等の描写を引用（掲載）していますので、漫画を読みながら記事を閲覧してくださいますようお願いいたします。
あらすじ
魔王を倒した勇者一行の魔法使い・フリーレン、彼女はエルフで長生き。勇者・ヒンメルの死に、何故自分が悲しんだのかわからず、人を “知る” 旅に出ることに……新たな仲間・フェルン、シュタルクと 共に、“魂の眠る地（オレオール）” を目指す。
さまざまな出会いや別れを経て北部高原へ進み、七崩賢・黄金郷のマハトと遭遇……黄金都市に投影された記憶は、人類と魔族の特異な関係性を浮かび上がらせた──
そして、さらに旅を進める中で、フリーレンの意識は女神の石碑に触れたことで過去へとさかのぼる。勇者ヒンメルと歩んだ旅路を追想と共に再び歩み、その奇跡を体現する。
英雄たちの “軌跡” を伝承する後日譚ファンタジー！
戦士ゴリラの本名は鍛冶屋クライス
ユーベルが魔導特務隊との交戦で羽虫のような音が聞こえたのではないかと考えるフェルン。
ザインは影なる戦士の人相書きを見て鍛冶屋のクライスが戦士ゴリラだと確信しました。
ザインは今でも戦士ゴリラは戦士ゴリラを名乗り続けていると信じて疑わなかったため、戦士ゴリラという名前を捨てて正解だったと言う戦士ゴリラこと鍛冶屋クライス。
しかし、かつてクライスは戦士ゴリラ以外の名前で呼ばれると「忘れられる英雄になってしまう」という理由でザインを怒っていたことが明らかに。
それが理由でザインは戦士ゴリラの本名を忘れました。
予想したとおり今回戦士ゴリラの本名が明らかになりました。
戦士ゴリラの本名はクライス。職業は鍛冶屋。
旅をしているうちに鍛冶スキルを身に着けたのでしょう。
ザインがクライスの名前を忘れた理由がこれでいいのか。
ザインがクライスの名前を覚えていないのでクライスという名前も本名ではないかもしれません。
クライスとシュリット
シュリットはクライスの本当の妹ではない
シュリットはクライスの妹とされていましたが、今回「妹を押し付けられている」とクライスが発言しているためシュリットは血の繋がったクライスの妹ではありません。
クライスが鍛冶屋になった理由
クライスが鍛冶屋になった理由は明らかになっていませんが、影なる戦士は表向きの顔を用意する必要があり、クライスは鍛冶屋を選んだのでしょう。
ではなぜクライスは鍛冶屋を選んだのか。
それはシュリットの為ではないかと思います。
英雄を目指していたクライスが暗殺集団の影なる戦士に加入した理由は、旅をしている時に血の繋がった妹シュリットに出会い、彼女を守るためと予想していましたが、今回妹ではないことが明らかになったので別の理由があります。
しかし、その別の理由というのも結局は「シュリットを心配しているから」かもしれません。
シュリットは帝国でも五指に入る剣士でありながら、影なる戦士の任務で得た稼ぎを全部酒代につぎ込むアルコール中毒者。
クライスは「影なる戦士の任務のせいで」と言っていますが、この言葉には「影なる戦士の任務の影響でシュリットは精神を病みアルコール中毒者になった」「影なる戦士の任務のせいでシュリットを自分に押し付けられた」という2つの意味があると思います。
シュリットが影なる戦士になった理由が凄惨な過去にあるとすれば、今もその過去と暗殺稼業に苦しんでお酒で現実逃避しているのかもしれません。
クライスは形だけの妹でもシュリットを心配し、彼女を守るためのシュリットの剣と自分の剣を作るため鍛冶屋になったのでしょう。
クライスが影なる戦士になった理由
クライスがシュリットと出会ったのはクライスの言動から想像するにクライスが影なる戦士に加入してからですので、シュリットを守るために影なる戦士になったのではありません。
クライスが影なる戦士になった原因はまだ明らかになっていませんが、英雄では世界や人々を救えない、自分は英雄にはなれないと思ったからしれません。
「帝国を守る」という影なる戦士の意志をクライスが大切にしているとは思えないので、他のメンバーもですが他の職業を持ちながらも暗殺者でいなければ生きられない理由が、今回の暗殺を止める鍵になると思います。つまり精神攻撃で相手を揺さぶって倒す。ザインは精神攻撃でクライスを倒します。
精神攻撃が効かなそうなのはクレマティス。神父でありながらやばい奴です。
ゼーリエ暗殺の理由
今回ゼーリエ暗殺の理由が世界から魔法無くすためと判明しました。
レーヴェの考えだけではなく影なる戦士上層部も同じ考えだと思いますが、かつてレーヴェがゼーリと同じ大魔法使いミーヌスを暗殺した理由がこれだとすれば、「世界から魔法無くしたい」とレーヴェは強く願っているのでしょう。
自分達の存在を消されると知った影なる戦士が「間違った道へ進む帝国を救う」という歪んだ信念を生み出し、皇帝の意に反して暗殺を続けているのではないかとユーベル達は考えていました。
大魔法使いフランメの活躍により帝都と帝国は発展したので、魔法を無くすというレーヴェの考えは皇帝の皇帝の意に反するものです。
フランメが発展させた魔法で大量に人が死んだから魔法を恨んでいる、もしくは魔法があるから自分達影なる戦士は不要にされたとありもしないことを想像し魔法を恨んでいるのかもしれません。
そして、帝都を築いたフランメの師匠で大陸魔法協会創始者にして最も女神に近い魔法使いゼーリエを暗殺すれば、世界は影なる戦士にとって優しくなると盲信しているのでしょう。
しかし、フランメの意志はフリーレンやフェルンが継承しているのでゼーリエを暗殺したところで魔法が世界から消えることはありません。
人類の魔法使いと対立する魔族もいますし影なる戦士が夢を掴むのは厳しいです。