ワンピース エルバフ 長居してはならない理由 時間の流れ 3倍遅い ログポース 浦島太郎 ルイ・アーノート
ワンピース 考察の最新情報を紹介します。ONE PIECE
1997年から連載の本作にはたくさんの伏線があり、日々先の展開について考えています。ほぼ毎日記事を掲載していますのでご覧いただけるとうれしいです。40年以上の長期連載になりそうですが最後までみなさんと一緒にこの漫画を読むとアニメを視るのを楽しみたいです!
ワンピース エルバフに長居してはならない理由
ルイ・アーノートがBrag Menブラッグメン(うそつき達)に「エルバフに長居してはならない」と記述している理由を予想。
ワンピース リトルガーデンと同じくログポースにログがたまるまで1年かかる
エルバフに長居してはならない理由はリトルガーデンが関連しています。
ドリーとブロギー対決した島であり、ルイ・アーノートがブラッグメンに記述していた島リトルガーデンはログポースにログがたまるまで1年かかります。
その1年の間にチビ人間は死んでしまいます。死因は様々で恐竜のエサになったり、暑さと飢え、ドリーとブロギーに攻撃をしかけたからなど。
同じようにエルバフでも外部から喧嘩を売りに来たチビ人間がいたので、エルバフに長居してはいけないのかもしれません。
それ以外にもリトルガーデンと同じような理由で長居してはいけない理由があると予想します。
麦わらの一味がこれまで冒険してきた島では数時間から数日の滞在でログがたまりました。
しかし、リトルガーデンではログポースにログがたまるまで1年かかると異質。
ログがたまるまで1年かかる理由は不明ですが、「グランドラインにある島々はその海の航海の困難さゆえに島と島の交流もなく独自の文明を築き上げているの。飛び抜けて発達した文明を持った島もあれば、何千年も何万年もの間何の進歩もとげずにその姿を残した島だってある。グランドラインのデタラメな気候がそれを可能にするのよ」と言っているとおり、何万年も文明が進歩していないからかもしれません。
同じような理由で文明があまり進歩していないエルバフでもログポースにログがたまるまで1年かかる可能性があります。
ただ、「文明が進化していないから」という理由ではログのたまる時間が長いことの理由にはなりません。
ログのたまる時間が長い理由は、リトルガーデンは他の島に比べて時間の経過が遅いか、そもそも本当に数万年前から時間が進んでいないから。
時間の流れが遅い理由は、20の王国の連合軍(世界政府)やジョイボーイの一団が古代兵器ウラヌスを使った影響で海面が200m上昇してかつての大陸が島になり、さらにジョイボーイの死を悲しんだ海の神ポセイドンが発生させたカームベルトや業炎の蛇がレッドラインに変化したことで世界の海は4つとグランドラインに分断されたことで島や周辺の磁場がおかしくなったからだと思います。
未来島エッグヘッドの住人であるベガパンクリリスも太陽石ペインターの技術には驚いているようですが、エッグヘッドのような高度な文明がエルバフにはないのがおかしいです。
太陽石ペインターが月の民(月の人)やジョイボーイら巨大な王国からもらったもので、他の科学技術は貰わなかったのであれば、「島と島の交流もなく独自の文明を築き上げている」という理由でエルバフの文明が他の国とは違った発展の仕方をしているのも分かります。
もしエルバフが時間の経過が遅い島だとすれば、6年間拘束され飲まず食わずのロキが生きている理由にもなるのかもしれません。
巨人族の寿命が約300年と長生きな理由がエルバフ島は外の島よりも時間の経過が遅いからという考え方もあるかもしれませんが、エルバフに移住する前のサウロ(エルバフ出身ではない)は105歳でしたので寿命とエルバフの時間の経過の遅さは無関係という可能性もあります。
「冒険者達よ。返却されぬ去りし時を悔いる事なかれ」とルイ・アーノートが本に残しているので、本来であれば海の外に比べてエルバフ島は時間の流れが3倍遅いから巨人族の寿命は人間族の3倍になるということになります。
つまり浦島太郎状態。エルバフを旅立つ前にギャバンが時間の流れの違いを麦わらの一味へ教えて、実際に世界が大きく変化していることに驚くと思います。
ドリーとブロギーはエルバフと同じく時間の流れが遅い太古の島リトルガーデンに100年間滞在したため、エルバフで生活している時のような寿命の長さで生きていることができたのでしょう。
SBSでは作者がシャンクスの年齢の質問について「シャンクスについては現在どこにいるのか分からないので、10年前の年を答えておきます。ルフィの村にいた時点で27歳でした。」と答えているため、現在12年後の39歳になるはずですが、シャンクスはエルバフを縄張りにして滞在している時期があるので、39歳よりも若いのかもしれません。
ワンピース 人間と巨人族の寿命の違い
エルバフ出身者に限ったことではありませんが巨人族の寿命は人間族の3倍程度とされているので、寿命の短い人間族と巨人族とでは時間に対する考え方が違うのかもしれません。
葬送のフリーレンに登場するエルフのフリーレンにとって80年は一瞬の時間ですが、人間にとってはとても長い時間です。
葬送のフリーレンに登場するエルフほどではありませんが、ワンピースの巨人族も人間より時間が短く感じるのでしょう。
巨人族と結婚し共に生きるとしても寿命の差で人間の方が早く老いるため、人間の精神が崩壊する可能性を感じてルイ・アーノートは記したのかもしれません。
スコッパー・ギャバンが嫁のリプリーと結婚しない理由である「俺(ギャバン)だけが歳を取る」がエルバフに長居してはならないことのヒントだったのでしょう。
エルバフやリトルガーデンでは巨人族だけが3倍の寿命で生きることができて、人間族など他の種族は通常の寿命で生きるから長居してはならない可能性もあります。
しかし、先述のとおりエルバフ出身以外の巨人族も寿命は人間族の3倍程度ですので、エルバフ島(ウォーランド王国)固有の理由があり、その理由は寿命以外であるはずです。
時間の経過が遅いエルバフで生活した人間族の寿命が3倍になるすれば、その事を神の騎士団やイム、五老星やチャルロス聖といった天竜人はエルバフに移住するためにも侵略を急ぐのかもしれません。
現在聖地マリージョアは革命軍の兵糧攻めで飢饉になっているだけではなく、爆炎に包まれています。爆炎に包まれている理由は革命軍や黒ひげ海賊団による侵攻でしょう。カタリーナ・デボンがサターン聖に扮してマリージョアやさらにパンゲア城に侵入して国宝や古代兵器ウラヌスや巨大な麦わら帽子を盗んでいると思われます。
陥落した聖地マリージョアを捨ててエルバフに移住すれば、不老不死者以外も長生きできますし、エルバフの巨人族戦士を傭兵(戦闘奴隷)にして革命軍や黒ひげ海賊団といった他勢力の侵略を防ぐことができます。さらにペインターや島雲、海雲、ホバーなどを扱える完璧な気候を持つエルバフでベガパンクヨークが科学を発展させればエッグヘッドや巨大な王国を超える科学大国を築くことができます。
ワンピース ログをためるには九つの世界を冒険しなければいけない
北欧神話では世界樹ユグドラシルを中心に九つの世界(国)が形成されていて、エルバフでは宝樹アダムを中心に国やいくつかの村が形成されています。
通常島のどこかにいればログポースにログがたまりますが、エルバフではいくつかの村(九つの世界)や天界陽界冥界すべてを冒険しなければログがたまらない仕組みになっているため、広大なエルバフを冒険するには時間がかかり死ぬ可能性もあるので、エルバフに長居してはいけないのかもしれません。
ワンピース 数百年前ではエルバフが戦争をしていたから
ロキがエルバフ島ウォーランド王国について「かつて戦争に明け暮れていた国」と言っていたとおり、ルイ・アーノートが訪れた数百年前にはエルバフは戦争していたため「チビ人間は巨人の戦争に巻き込まれて死ぬ」という意味でエルバフに長居してはいけないのかもしれません。
巨人族同士の戦争もしくは妖精族や神といった北欧神話関連の種族も含めた戦争で、どの種族がウォーランド王国を支配するのか覇権争いをしていたのでしょう。
また、国外の組織との戦争もあったと思います。
エルバフの中心にある宝樹アダムは戦争が起きても朽ちることなく存在し続けています。
戦争によって文明がリセットされた時もあるのでエルバフの文明があまり進歩していないのかもしれません。
ここ数百年はエルバフの戦士達が戦争で勝っているため文明はリセットされていないはずですが、数百年前から文明が進歩していないのは国同士の交流がないから。しかし、巨兵海賊団といった海賊たちは外の文化に触れているため進歩しそうなものです。
太陽石ペインターはすごい技術ですが、機械などがあるエッグヘッドやバルジモアより古い時代感がエルバフにあるのは謎(巨大な王国からもらった技術は太陽石ペインターだけとか?)
ハラルドの政策により100年前~63年前からエルバフは平和になっているため大きな戦争はないと思われますが、ルイ・アーノートが訪れた数百年前のエルバフでは戦争があったのでしょう。
ルイ・アーノートの著書ブラッグメンやポーネグリフ、神典ハーレイを読み解いたロジャー海賊団のスコッパー・ギャバンは第三世界でエルバフが神の騎士団から侵略されることを知っていたのかもしれません。
ロジャーが見聞色の覇気による未来視(未来予知)やマダム・シャーリーの予言で数十年後のエルバフ侵略が観察され、ギャバンがその予知を知っていた可能性もあります。
ワンピース ヨルムンガンドが生息しているから
冥界に猛獣が生息しているため人間種がエルバフにいるのは危険ですが、天界にもヨルムンガンドといった凶暴な猛獣や怪物が生息しているのであればさらに危険なためエルバフに長居してはいけないのかもしれません。
空白の100年と世界政府
Brag Menブラッグメンはオハラの考古学者が遺した本でもあるので、この本には空白の100年に関する事が記述されています。
サターン聖の発言通りならば空白の100年での巨大な戦いにおいてエルバフの巨人族はジョイボーイの一団であったため、天竜人ら世界政府にとっては憎き敵です。
ルイ・アーノートはその事をエルバフで知り、「いずれ世界政府がエルバフを滅ぼしに来るから、長居すれば巨人族と天竜人の戦争に人間が巻き込まれる」と予想したのでしょう。
ワンピース
ワンピース
ハラルドが存命の時から巨人族の傭兵化計画を五老星は知っていたのかもしれませんが、傭兵にした巨人族が反乱を起こし世界政府を壊滅させることを考えてサターン聖ら五老星はエルバフの巨人族の傭兵化計画に反対していたのかもしれません。
しかし、数百年自分達の上司であり無能な五老星を排除し、自分達が不老不死の能力を得るためにガーリング聖ら神の騎士団はエルバフの巨人族の傭兵化計画を進めたのでしょう。
ひとつなぎの大秘宝ワンピース争奪戦の12人には、イムだけではなくガーリング聖も何故か含まれます。
コマの配置的にガーリング聖と戦うのは謎の剣士(息子のフィガーランド・シャムロックかもしれない)
ガーリング聖は獲得したワンピースをイムへ献上することなく、自分がワンピースを獲得し海賊王(世界の王、覇王)になって世界を支配しようとしているのでしょう。そのためにはまず五老星になり不老不死の能力が必要でした。
空白の100年で起きたジョイボーイの一団との巨大な戦いが数十年から100年続いたのであれば、第三世界で起きるルフィら麦わらの一味やDの一族との世界を巻き込む巨大な戦いも数十年から100年続く可能性があり、神の騎士団の不死身の力では寿命で死亡するのでガーリング聖は不老不死の能力を得るためにサターン聖達五老星を殺害し後任の五老星になりました。自分が力を得るために一番上の上司であるイムすら利用するガーリング聖は野心家。ガーリング聖が五老星になった時に態度が大きくなったため、他の五老星が怒っていました。
また、ガーリング聖は巨大な戦いの途中や世界の王になった時にイムを殺害して、自分が世界政府のトップに君臨する野望も持っていると思います。息子のシャムロックを右腕や五老星に昇進させて、ネロナ家ではなくフィガーランド家に覇権を握らせたいのでしょう。ガーリング聖はイム殺害後に地の神の眷属になり不老不死なろうと企んでいるのかもしれません。
最高司令官であるガーリング聖が神の騎士団を率いて、数百年上司である五老星やイムに下剋上するため反乱を起こすのかもしれませんが、ソマーズ聖はシェパード家のピーター聖が身内なのでガーリング聖やシャムロック以外は反乱を起こさない可能性もあります。
神典ハーレイでは、天竜人を名乗り始めたイム達最初の20人の王の先祖が第一世界である数千年前~数万年前(4000年以上前)に巨大な王国の民の奴隷であることが判明しました。天竜人の先祖は神ではなく人間族で、支配からの解放を願い太陽の神ニカが顕現しています。
イム達最初の20人の王が神の天竜人を名乗った理由は、巨大な王国の奴隷である過去や血筋を消したいから。
神を名乗り世界を支配して、世界を支配する前の時代である空白の100年よりも前の時代を歴史から抹消することで、自分達天竜人が奴隷の血筋であることを歴史や人々の記憶から消すことができます。
軍子の紹介の際に天竜人であることの情報がありませんでしたが、今回人間族であることを否定したので、恐らく軍子は天竜人。軍子聖。
ロキ以外にも神の騎士団へ入団できた天竜人以外の種族がいると思われましたが、今判明しているメンバーにはいません。
ベガパンクヨークが天竜人になったように軍子も何かを献上して天竜人になった可能性もあります。
神を名乗る人物といえば空島のガン・フォールやエネル。
ガン・フォールと五老星のマーカス・マーズ聖は顔が似ていますが、マーズ聖は地球人の人間族でガン・フォールは月の人(月の民)やDの一族だと思いますので、血縁関係はないと思います。
ガン・フォールがDの一族で、月の人の配偶者の地球人がマーズ聖の先祖である奴隷と血縁関係にあれば、ガン・フォールとマーカス・マーズ聖は血縁関係にあります。
神を名乗ったエネルは、巨大な王国で月の人の血族であるDの一族のルフィが倒したので、神を名乗る天竜人の軍子やソマーズ聖、キリンガム聖もルフィに倒されます。すでに天竜人のチャルロス聖を倒しています。
以前別の記事で予想していた第一の裏切り者は亡きハラルド王。
ハラルド王は世界政府と通じており、五老星らの指示で世界最強国家エルバフを平和にして弱体化したと思います。いわゆる平和ボケ。
平和なのはいいことですが、侵略されることを想定して戦えるように準備しておくことは大切です。
しかし、ハラルド王の教えに従った今の世代の巨人族はそれすらしていません。
ハラルド王にエルバフ弱体化を指示していたのはサターン聖。誰かを人質にするなどハラルド王を脅迫していた可能性もあります。
亡くなる直前サターン聖は「エルバフに手を出してはならない」と海軍中将に言っていたため、さらにエルバフが弱体化するのを待っていたのでしょう。
そんな「世界政府が仕組んだ仮初の平和」という状況を変えたのはロキ王子。
つまりロキ王子はハラルド王の裏切りを知り、ハラルド王を殺害。
エルバフが弱体化し世界政府などの勢力に侵略されることを予測して、かつての戦争に明け暮れた世界最強国家エルバフへ戻そうとしました。
それを他の巨人族に説明したのかは不明ですが、ハラルド王以外にもロキ王子と同じくらいの役職を持つ裏切り者がロキ王子を拘束したのでしょう。
また、ハラルド王は裏切り者ではなく、裏切り者がいることを知ったハラルド王を裏切り者や天竜人ら世界政府の人間が殺害し、ロキを犯人に仕立て上げた可能性もあります。つまりロキは冤罪。
裏切り者や世界政府の人間はエルバフに伝わる伝説の悪魔の実を盗もうとしたが、ハラルド王殺害現場に遭遇したロキが伝説の悪魔の実を守るために食べたのでしょう。
伝説の悪魔の実だけではなく太陽石ペインターや宝樹アダム、巨大な剣なども世界政府は盗みたかったのかもしれませんね。
授業で自分が子供達に描かせた絵とエルバフ島ウォーランド王国に出現した怪物達が似ているため、子供達が恐いと頭に思い描いたもの『子供達が一番恐れている世界』が具現化したのではないと推察するアンジェ。
子供達は神典ハーレイで太陽の神ニカといった怪物達が世界を破壊したと勘違いしています。
その怪物達を具現化させたのは神の騎士団天竜人のリモシフ・キリンガム聖。リュウリュウの実幻獣種モデル麒麟の夢具現化人間の悪魔の実の能力で具現化しました。
子供が恐いと頭に思い描いたものの中には、第一世界、第二世界といった空白の100年が舞台の神典ハーレイを元に昔の子供の巨人族が描いた壁画に登場する人物がいます。
巨狼 フェンリル
子どもの想像では黒い狼。
しかし、ハーレイの壁画にフェンリルは登場していないので、悪魔の実でロキがフェンリルに変身した姿を子供達は見たのかもしれません。
エルバフ王家に伝わる伝説の悪魔の実でイヌイヌの実フェンリル、スコル、ハティ、マーナガルムといった狼や狼犬に似た姿のガルムに変身したロキ。
フェンリルは壁画にはいないが地の神側の怪物かジョイボーイの一団だったのかもしれません。壁画の古代巨人族や巨人族は悪魔の実でフェンリルに変身したのでしょうか(ロキの先祖)
ワンピース
漫画感想考察記事
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引用元:公式サイト