作者:鈴木祐斗 漫画『SAKAMOTO DAYS(サカモトデイズ)』162話 感想考察「懐かしの面子」(本編内容引用)
多重人格
ウータンの見立てではスラー(有月)は多重人格者。
長期間にわたる激しい苦痛や衝撃的な体験の反復をすると耐え難い苦痛を引き受けるため別の人格が形成されることがあるとのこと。
アルカマルはアラビア語で「月」を意味しているので「月」の名を持つ有月(スラー)も実験で特殊な能力を持っているのかも。
赤尾リオンの人格が出現したにはスラーの顔に浮かび上がっている傷はスラーがリオンを殺した際につけたものか初登場時に鹿島さんの爆弾でついたものなのかも。リオンの脳や臓器をスラーに移植したため人格が同居したと予想していましたが外れましたね。
ただ、赤尾リオンの人格に変化したスラー『隠密の名家の跡取り息子だった』という南雲の秘密を知っているため想像で形成された人格とは思えません。
以前タイで坂本と再会したことを南雲に伝えるスラー(赤尾)
その言動からスラーが赤尾リオンのモノマネをしているのではなく本人そのものである可能性が浮上したため困惑する南雲ですが、冷静になって何も伝えなかった坂本に怒りそうです。
再会
赤尾が麻樹栖に対して「もっかい殺してくれよ!」と言っているので、赤尾リオンを殺害したのは殺連会長麻樹栖と判明。
有月と間違えて背後から強襲し麻樹栖を気絶させる坂本。最強クラスと思われた麻樹栖ですがORDERよりは戦闘力が低いのでしょうか
坂本、南雲、赤尾の3人が再会したところで、スラー(有月)の中にいる赤尾リオンの人格は有月の記憶が作り出し、赤尾の人格は有月を守るために生まれたので殺せず、殺させるために坂本へ懸賞金をかけたと明かされました。赤尾リオンの死亡は南雲が確認した通り確定です。
しかし、坂本は太っていて戦闘力が下がっているため有月を殺すことはできず、南雲はスラーの心臓の左右を間違えたため殺せなかったことが判明。
南雲は赤尾リオンの心臓の位置を把握しているはずですので、スラー(有月)の心臓が逆の右にあるのでしょう。
赤尾リオンを殺害したのは殺連会長麻樹栖と判明しましたがまだ分からないことがあります。
坂本が頭を撃って有月を殺し死亡を確認したはずなのにその後どうやって生き延びたが不明。坂本との戦闘時に赤尾リオンの人格は確認されていないので死亡した際に赤尾リオンの人格が発現しその後殺連から逃亡した可能性が高いです。
辻斬り
南雲が刺して重症なため赤尾リオンから有月の人格に戻らないのでしょうが、坂本が「いいこと思いついた。お前ずっと赤尾でいろ」と言います。
スラーの人格が戻らなければスラー一派と殺連の衝突はとりあえず避けられそうですが、熊埜御らメンバーがそれを許さないでしょう。
また、赤尾リオンを殺害したのが殺連会長麻樹栖と判明したため南雲はORDERを抜けスラー一派に加入、坂本とスラー一派が手を組み麻樹栖を殺連から追い出す動きになりそうですが、そうすると神々廻や大佛、上終、篁さんらORDERと対立することになります。
麻樹栖がアルカマルの残党やラボなどを使って事件を起こしそうですがどうなるのか。
坂本が太っていたおかげで穴を通れたなど3人の会話が和やかですが、直後切断されたドアノブと切れ込みが入ったドアが描写。
その正体は恐らく篁さん。
前回のサメ映画、貞子に続きホラー映画みたい。
麻樹栖は事前に最強のORDER篁さんを呼んでいたと思われます。
篁さんはスラーを討伐するために攻撃してくるでしょうし、赤尾リオンが篁さんを知らない可能性があり一番先に突っ込んで死にかけそうですね。中にいるスラーの人格も恐怖でしょう。
坂本・南雲・赤尾リオン3人が共闘しても篁さんには敵わず、神々廻や大佛、上終らがなんとか…できないと思われますがどう逃げるのか。
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