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原作:赤坂アカ、作画:横槍メンゴ 漫画【推しの子】147話 ネタバレ感想考察(本編内容引用)
「願い」
【目次】
願い
願い
娘である星野ルビーが神社で何を願ったのかを聞く父親のカミキヒカル。
ルビーの願いは『絶対に許せない人』が居て、許すのか許さないのか選択しなければいけないが、何が正しいのか分からないから神様にどうすれば良いのか教えて欲しいと願ったと告白。
許すかどうかはアイ役のルビーの演技によって決まりますが、被害者でもあったカミキヒカルの過去を知ったので迷いが生じたのでしょう。
映画『15年の嘘』でルビー(アイ)が少年A(カミキヒカル)を許す演技をしそうですが、雨宮吾郎を殺害したのもカミキヒカルであればルビーはカミキヒカルを許さないのかも。
願い
「神様はそんな事より君の本当の願いを知りたいじゃないかな?」と誘導するカミキヒカル。カミキもそれが知りたいとのこと。
神様は答えを教えず、本当の願いは自分自身にしか出せない答えなので、「悩んで出した答えならそれを受け入れなきゃいけない 誰しもが」と言うカミキ。
ルビーはママの叶えられなかった夢を叶えたい。
そして、ママを超えるアイドルになると宣言。
それだけが皆まとめて救われる方法だと信じて。
両目の星が最高に輝くルビーを見て、カミキは世界で一番輝くルビーを「価値のある命」と表現しルビーの身体に触ろうとします。
『皆まとめて救われる方法』は自分達遺族(カミキも含める?)や旧B小町メンバーやファンだけでなく殺人鬼のカミキヒカルも含まれているのでしょう。
カミキヒカルを真っ直ぐ見つめているので、眼の前にいる男がカミキヒカルと分かっている可能性もあります。
片寄ゆらなどの輝くかもしれない人物を探し、今回のルビーのように誘導して目が輝いた場合、つまり価値のある命になった場合に殺害していたと思われます。
「もしかしたら本当に君の母親よりも」の後には「強く光り輝いている」という言葉が続いたのかもしれません。
片寄ゆらを殺害した際は「価値ある君の命を奪ってしまった僕の命に重みを感じる」と言い、今回ルビーに近寄った際は「価値のある命だ」と言っているためこのままルビーを殺害する可能性が高かったですが、通常時や片寄ゆらを殺害した際にはカミキヒカルの目の星が黒色であるのに対して今回は元の目の色と白色が混ざった色に輝いているのが気になります。
負の感情が強くなった時に目の星が黒色なると解釈しているので、今回のカミキは負の感情でルビーを殺そうとしたのではなく、娘ルビーが母アイを超えることを父親や芸能人の先輩として期待しているだけかもしれません。アイの墓の前でもルビーを褒めていましたし。
16際になったらゴローと結婚する願いは叶うのでしょうか。
名探偵あかね
カミキヒカルがルビーのお体に触ろうとしたのを阻止した黒川あかね。
カミキの隣にはニノ(新野冬子)の姿が。
それにしてもルビーとあかねからまだ近い距離なのに、ニノがカミキヒカルの隣にいて大丈夫なのでしょうか。ラスボスとはいえ、2人が振り向いたら慌てそう。
そもそもニノがなぜカミキに協力しているのかが不明です。
アイに子供が生まれさらにこの先老いて完璧で究極のアイドルではなくなくることを想像し「アイのそんな姿は見たくない」ということでカミキヒカルのアイ殺害に協力したのか、もしくは殺害には協力せずカミキヒカルが殺害した後に先述の妄想で殺人を正当化し協力関係になったと思われます。実は自分がアイを殺すよう犯人を導いたことをカミキはニノに明かしていない可能性もありますね。
映画の撮影の合間を縫って空手や格闘技をマスターしたあかねは銃弾を避けたりナイフを折ったりと毛利蘭の要素を会得するのかも。
ルビーやアクアが母アイの様にナイフで刺されそうになるところを防ぎ犯人を撃退。さらに京極真をも超える可能性があり、カミキヒカルや悪い神を素手で倒しハッピーエンドになるのでしょう。
あかねが主人公のバトル漫画も面白そうですね。本編完結後に外伝として描いてほしいです。
朽ちる前に
映画『15年の嘘』公開後には星野アイを殺害した犯人捜しが始まり、自分を映画ではなく大衆の悪意によって殺す気だろうと予期するカミキヒカル。
「背負った数々の命と共にこのまま朽ちていくのも良い」と言いながらも「その前に…」と何かを実行する様子。
アマテラスの化身であるルビーとツクヨミ及びスサノオの化身であるアクアを殺し『神殺し』を成し遂げようとしている可能性も?
神木プロダクション代表なので神木光が名前の漢字だとすれば、カミキが覚醒し自身が神の化身であることに気が付き、神の化身ルビー・アクア対神の化身カミキヒカルの超展開になるかもしれませんね。
アイを憎みながらも、彼女以上のアイドルは存在してはならないという理由でカミキヒカルに協力しているはずのニノですが、カミキヒカルが「ルビーはアイを超えた」と言ったのを聞いた後にカミキを裏切る展開はありそうです。
ルビーの選択
アイの出産、雨宮吾郎の死、B小町のライブ、そしてアイの死が撮影。
ルビーはオールアップ。
そういえばB小町のアイ、ニノ、たかみー、めいめい以外のメンバーは誰が演じたか明らかになっていませんね。
DVDを見たアクアと台本を読んだルビーが「ごめんね 私は君を愛せない」というアイの言葉は「カミキヒカルへの決別の言葉」と捉えていましたが、五反田監督は違う意味を想像していました。カミキヒカルも決別の言葉と捉えていた可能性があり(拒絶されたからアイを殺した)、もし映画を観て本当の意味を理解しルビーが許した演技をした場合は警察へ出頭(自首)するのかもしれません。
今回出会った男がカミキヒカルと知っていた可能性もあり、彼の過去を知ったうえで話して、当事者のアイや遺族が悪意によってカミキを殺すことを求めず、カミキを『許す』という選択をした場合は当時の星野アイのファンはカミキを攻撃しないはずです。
しかし、SNSユーザーやYouTuber、5chまとめブログ、ゴシップトレンドブログ、週刊誌等といった部外者がカミキを攻撃する展開もありえます。殺人鬼だからという理由で事実ではないことを発信し誹謗中傷した上記のSNSユーザーやYouTuber、ブロガー、記者をカミキヒカルが殺害する展開もありそうです。
もしくは『許す』という選択をした遺族のルビーへ「カミキを断罪しろ!炎上させろ!カミキを殺せ!」などと攻撃した上記のSNSユーザー、YouTuberやブロガー、記者をカミキヒカルパパが殺害する展開もありそうです。
もし、誰もカミキヒカルを攻撃しないのであれば逆にカミキヒカルは絶望しそうですね。実は破滅願望あったとか。
普通に自首するパターンもありそう。
終劇によせて
今回の147話で第9章「映画編」を終えて、
次回148話から次章『終劇によせて』が開幕
これまでは第9章 映画編と描写していましたが
今回は
次章
『終劇によせて』
と描写しています。
二重鉤括弧までつけて特別感があるので、次章『終劇によせて』が最終章となる可能性が高いです。
また、2025年内に最終回(最終話)を迎え完結すると予想
もしくは、2024年11月28日に実写ドラマ、2024年12月20日に実写映画が公開されるので2024年内に原作漫画が完結するかもしれません。
『終劇』の意味はアクアとルビーがカミキヒカルへの復讐を遂げること。
ルビーは過去と決着を付けて前へ進み、アクアは復讐のために利用した罪を背負って生きていくのかもしれませんが、ルビーは皆まとめて救うために過去を見てる余裕が無いくらい母アイより推して貰える存在になりアクアも救うのでしょう。
天童寺さりなと雨宮吾郎が救われる展開もあるのかも。
アクアとルビーの人格は生まれてこなかった元の人格が戻り天童寺さりなと雨宮吾郎の人生が終了するという意味の『終劇』もある?
天童寺さりなと雨宮吾郎が転生して真の『終劇』になるのかもしれませんね。
ただ、映画『15年の嘘』でカミキヒカルを断罪するだけでなく神関連の話も決着がついていないので、次章の10章『終劇によせて』が最終章ではなくさらに次の11章以降が最終章になる可能性もあります。
赤坂アカさんと横槍メンゴさんが出演した『KAT-TUNの食宝ゲッットゥーン』では赤坂アカさんが最終巻(完結巻)が何巻になるのかをKAT-TUNメンバーに明かしましたが、視聴者にはピー音で伏せられていました。
最終巻は20巻か25巻になると予想しています。
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