作者:尾田栄一郎 漫画『ワンピース(ONE PIECE)』1113話 ネタバレ感想考察(本編内容引用)
「STALEMATE(ステイルメイト)」
【目次】
なぜ世界は海に沈む?
ベガパンクが「この世界は海に沈む!!!」と世界の真実を明かしました。
ベガパンクは2つの罪を犯したと告白していますが、罪の1つはマザーフレイムを作ったことで、イムによってルルシア王国が滅ぼされたので作ったことを後悔しているはずです。
これにより海面が上昇しているため、イムは過去にも古代兵器等の強大な力を使い海面を上昇させていたのでしょう。(こちらについては『ワンピース』1113話考察 ムー大陸方舟ノアについての下記記事をご確認ください)
クローバー博士らオハラの考古学者たちが見つけた800年前に消えた巨大な王国を滅ぼしたのもイムで、その際も海面が上昇。世界の自然環境を変えているのは世界政府と世間に明らかになる可能性があったのでオハラは滅ぼされたと予想。
「裏町」の下には海に沈んだ古い町があるが、かつては「造船島」と「裏町」が完全に1つの島の上にあったウォーターセブンが「水上都市」と呼ばれる程に海に浸かった原因は地盤沈下とされていますが、過去に何度か古代兵器等の強大な力を使い海面が上昇したのも原因だと思います。
そして、ベガパンクはオハラの研究者たちが遺した研究を受け継ぎ過去の海面上昇はイムらの仕業と仮定して、イムは今後もマザーフレイムを利用した古代兵器等を使用し更に海面は上昇。現在の陸(島など)は消滅するので「この世界は海に沈む!!!」と告白したのでしょう。つまり世界が海に沈む理由(原因)はイムは今後もマザーフレイムを使い海面が上昇するため。
ベガパンクは「世界が沈むからイムら世界政府を止めろ」と忠告したかったのかもしれません。
ベガパンクが「私を裁く者達が誰であれそれが悪と説きたいわけではない。私は善悪を論じない。そうできる程…“彼”について…わかっていないのだ」の彼は恐らくネロナ・イム聖。
ワノ国は壁を作ったことにより古い町は沈みましたが、未来の海面上昇を予期して壁を作ったのかもしれませんね。
オールブルーが拡大
『東の海(イーストブルー)』『西の海(ウエストブルー)』『南の海(サウスブルー)』『北の海(ノースブルー)』四つの海にいる全種類の魚達が住んでる海『オールブルー』はどこかにあるのでしょうが、オールブルーは世界政府が巨大な王国を滅ぼした際に使用した兵器の影響で陸が海に沈んだ結果誕生したと思われます。
上記4つの海にある陸とグランドラインの陸ほぼ全てが海に沈むので、世界全体がオールブールになり本話ラストに登場した人魚族や魚人族にとっては世界は楽園になります。
マダム・シャーリーの予言通り魚人島は滅びますが世界の海を自由に行き来できるのでいいのかも。
古の方舟『ノア』は世界全体がオールブールになる前に陸にいる人間達をレッドラインへ避難させる役割があると予想。
月の民(月の人)やDの一族は敵対していたイムら世界政府の動きを予測しノアを作ったのでしょう。
聖地マリージョアがレッドラインにある理由
世界を縦断する大陸『赤い土の大陸(レッドライン)』に聖地マリージョアがある理由を予想。
以前は、ルナーリア族が『神の国』を作り神と呼ばれていたのを妬んだ悪魔や妖怪が正体のイムや五老星ら天竜人がルナーリア族を滅ぼし、自分達天竜人(悪魔や妖怪)こそが天上人(神)であると世界に示し人間をコントロールするために『神の国』の跡地に聖地マリージョアを建設したと思っていました。
しかし、今回ベガパンクが「この世界は海に沈む!!!」と告白したので理由がそれだけではなく過去に巨大な王国などの国を滅ぼした際に海面が上昇したため高地のレッドラインに建設したのでしょう。
地上人がレッドラインに移住
最終的に世界が海に沈んだ際は、麦わらの一味が世界政府を倒し古の方舟『ノア』などを使いレッドラインに地上の人間達を避難させるのでしょう。
国境が無くなった真のオールブールだけでなく、国境がないレッドラインも『ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)』です。
ラフテル(笑い話)もそういった意味で名付けられたのではないでしょうか。
魚人族と人魚族による王国『リュウグウ王国』が聖地マリージョアの真下に存在するのは、『リュウグウ王国』に避難した地上人を古の方舟『ノア』でマリージョアへ運び世界政府を打倒するためと予想。
ルフィが「支配なんかしねェよ この海で一番自由な奴が海賊王だ!!!」と言っていましたが、レッドラインに移住して人々が種族や国を超えて交流する未来の予言なのかもしれません。
ルフィが持つ麦わら帽子の赤いリボンがレッドラインを意味し、イムら天竜人といった世界政府による支配から世界を解放することを願って巨大な王国の民や月の民(月の人)、Dの一族が麦わら帽子を作ったと思います。
イムがパンゲア城内部で保管している巨大な麦わら帽子は過去のジョイボーイであり太陽神ニカを身に宿した者が所持していたものと思われ、そのジョイボーイは月の民(月の人)、Dの一族の者で巨人族。つまり、エルバフの信仰する太陽の神ニカは実在した巨人族です。
レッドラインとムー大陸は交差するようにあり、ルフィの持つものとイムが保管している2つの麦わら帽子の赤いリボンが大陸を表現しているのでしょう。
さらに、月の民(月の人)、Dの一族、巨大な王国、ビルカ関連ですと『空島』があるので、世界が海に沈みオールブルーになった際はレッドラインだけでなく空島にも地上人が移住すると思います。
月の民(月の人)、Dの一族、巨大な王国といった人々は地上が天変地異で崩壊した際の避難所として空島を作り、かつての海賊王ゴールド・ロジャー(ゴール・D・ロジャー)も彼ら(ジョイボーイ)の足跡をたどり空島を巡り、そしてルフィが空島に現れたのはレッドラインでは収まりきれなかった人々が移住することの伏線です。
世界政府加盟国の王宮
アイスバーグが島ごと海に浮かせる
国『ワンピース』
ルフィの夢の果ては、ラフテルに辿り着きすべての海賊を倒して海賊王になり、世界全ての国を統合した国『ワンピース』を作ることと予想していますが、国『ワンピース』や民が海に沈むことを回避するためイムら世界政府を倒すことも目標に含まれるようになるかもしれません。
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1113話記事
ネタバレ