本記事は、『砂時計』『Piece』『セクシー田中さん』などの漫画作品の作者である漫画家の芦原妃名子さん(本名:松本律子)の作品『セクシー田中さん』を基に制作された実写ドラマ『セクシー田中さん』の脚本改変問題についての記事になります。
2024年2月8日に小学館が「芦原妃名子先生のご逝去に際して」とし、小学館が作家、読者、関係者へコメントを発表。
プチコミックが所属する第一コミック局少女・女性漫画の編集部員全員で作り上げた文章です。
「芦原先生は、皆様が作品を読んでご想像されるとおり、とても誠実で優しい方でした。そして、常にフェアな方でもありました。」と芦原さんの人格に触れ、「契約を結ぶまでもなく、著者の皆様全員が持っている大切な権利、これが「著作者人格権」です。
今回、その当然守られてしかるべき原作者の権利を主張された芦原先生が非業の死を遂げられました。」と説明。
漫画『セクシー田中さん』コミックス第7巻冒頭で芦原さんが綴ったメッセージの一部を引用しながら、「二度と原作者がこのような思いをしないためにも、「著作者人格権」という著者が持つ絶対的な権利について周知徹底し、著者の意向は必ず尊重され、意見を言うことは当然のことであるという認識を拡げることこそが、再発防止において核となる部分だと考えています。」とコメントしました。
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