作者:柳本光晴 漫画『龍と苺』183話 感想
藍田先生
100年後に中学生の藍田苺を目撃した人物が「藍田先生の子供にそっくりでした!」「子供の頃の藍田先生が来て会館に入れず騒いでいた」という話を聞き驚き「怪談か?」という志水。
志水の反応的に苺は亡くなって可能性がありますがまだ存命の可能性もありますね。
前回は「藍田苺」の名前に反応が薄かった汐恩ですが、今回は「自称藍田苺」と言っているため、未来で『藍田苺』は有名な棋士と思われます。
100歳を超えても現役の棋士もしくは数十年前に棋士を引退したが当時は最強の棋士で異名は『龍』だったとか。
181話で予想した通り過去の苺が未来の苺や100年後の棋士に勝負を挑む展開がありそうですが114歳で現役とは思えませんね。身体をサイボーグ化していれば別ですが。
藍田苺は現役時代に強すぎて相手がいなかったため過去の自分を100年後で育てて、中学生の藍田苺対未来の苺(何年後かは不明)を実現しようとしたのではないでしょうか。
つまりタイムリープの原因は未来の苺です。
100年後で成長した中学生の苺がタイムリープで数十年戻り『龍』の異名を持つ最強時代の苺に挑むと思われます。
と思っていたら、苺が「最強。」と言うとアッコが「なりきってんねー!それ、藍田苺の口癖じゃん!」と言います。
ホログラムのような将棋盤と駒ですのでどこでも対局できて便利。
『龍』藍田苺
藍田苺は15歳でアマから竜王のタイトルを獲得。
その後、22歳で最初の全タイトル制覇達成。
50歳で引退するまでに通算タイトル180期、全タイトル制覇が10回。
将棋史上最強の棋士。
頭を下げているのは以前から登場している棋士に見えなくもないがそれですと年齢が変ですね。 藤井聡太さんは21歳で史上初の八冠全冠制覇を達成しているので今の所は現実の方が勝っています。
ただし、竜王獲得時の年齢は19歳ですので竜王に関しては藍田苺の勝利。
羽生善治さんは現在53歳でタイトル99期で歴代1位ですので藍田苺は羽生さんを超えています。
過去に全冠制覇は3人。升田幸三実力制第四代名人が3冠を1回。大山康晴十五世名人が3冠を1回。羽生善治九段は7冠を1回。藤井聡太九段は8冠を1回。
今のところ苺と互角の藤井聡太九段(ノンフィクション)が藍田苺(フィクション)に勝つには、50歳までに通算タイトル181期、全タイトル制覇を11回達成する必要があります。
現在藤井さんの通算タイトルはプロ入りから7年間で20期。
あと29年で161回獲得とタイトル制覇を10回達成する必要あり。
もし、毎年八冠全冠制覇すれば通算タイトル232期、タイトル制覇29回達成で藤井さんの勝利。
苺が現役の35年の間にタイトルが9や10に増えた可能性もあり、そのおかげで通算タイトルが多くなったと思いますがタイトル制覇は難しくなっています。
8年前に死んだ森田大地(ガイア)棋士の孫と判明した森田汐恩。
2030年代、2040年代、藍田苺と斎藤蓮の2人で殆どのタイトルを独占。
唯一対抗していたのが森田大地。通算15期タイトルを獲得。
しかし、『藍田時代』となっているので藍田苺の方が強かったと思われます。(史上最強と言われてますし)
『藍田世代』ではなく『藍田時代』なのがすごい。
藍田苺と斎藤蓮の2人で殆どのタイトルを独占していたので、やはり苺が現役の35年の間にタイトルが9や10に増えた可能性が高いですね。
将棋会館を見て「レトロー」「江戸村みたいだ」「ショージだっけ(障子)原始人みたい」「これがタタミか すごーいはじめて見たー!!」と発言するミクとアッコ。
森田汐恩は自分が負けたら「死んでやるよ」と宣言したが藍田苺に敗北。「今の三段はこのレベルか。」という苺。
しかし、苺は汐恩の命を預かります。
特別対局室で対局する藍田苺が三段のミク。
ミクは「私が勝ったら正体を教えて。」と言います。
苺の子孫であれば「ほっとけない」と言っているのは「自分の先祖(曾祖母)を騙るのが許せない」という意味なのでしょう。
未来の苺と相談をして中学生の苺が100年後にタイムリープしたのであれば子孫の話も知っている可能性もあるのでミクは鴨島凛々の子孫になるのでしょうか。
アッコの先祖は丹生心子でしょう。
前回 182話
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感想ネタバレ