北欧神話の黄金の林檎と不老不死
北欧神話の黄金の林檎はオーディンら神々が不老不死でいるために必要なアイテムとされています。
ちなみにギリシア神話におけるアムブロシアーと同じで、『ダンジョン飯』に登場するマルシルの杖アンブロシアはこれが由来。
ロキと巨人スィアチの策略で黄金の林檎を管理している女神イズンが誘拐されて、黄金の林檎を食べることができないオーディンらアース神族は老化しました。
その後イズンはロキの呪文で木の実にされましたが、元の姿に戻り神々に黄金の林檎を配り若返らせました。
ワンピースでロキが食べた伝説の悪魔の実が黄金の林檎を元ネタにしたフシフシの実だとすれば、ロキが不死か不老不死で餓死しないのかもしれませんが、数年間飲まず食わずの見た目ではありませんでした。
つまり、フシフシの実には身体に栄養を行き渡らせ満腹にする能力があります。
フシフシの実のエキスや人工悪魔の実で、ルフィの夢の果てである「ダチ(友達)が腹いっぱいメシを食える世界。世界平和」が実現するかもしれません。エネルギー問題はマザーフレイムの完成版で解決できます。海面上昇からの避難場所は人工空島。
ロキを拘束している鎖が海楼石であればフシフシの実の能力が使えず死にますが…。うーん。
それから、ロキが背負っているハンマーがミョルニル(トールハンマー)であれば、ワンピースのロキには北欧神話のトールの設定も含まれており、北欧神話でトールが使役していたヤギのタングリスニとタングニョーストをワンピースのロキが食べて餓死を回避したのかもしれません。
ヤギのタングリスニとタングニョーストを蘇生したミョルニルでロキが自らを蘇生した可能性もありますが腹は満たされません。