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『SPY×FAMILY』90話 感想 アーニャ出生とプロジェクトアップルの謎を知る人物はジークムント・オーセン!? アーニャをキメラにするため近づいてきた!? アーニャの髪飾りやキメラさん(実在?)、アーニャの字が下手な理由、古語の謎を知る人物!?   【スパイファミリー】

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作者:遠藤達哉 漫画『SPY×FAMILY』90話 感想

 

【目次】

 

 

夫婦

散歩に出るアーニャ、ボンド、ヨルさん。

公園で遊んでいると子供に「スパイだ」と言われている高齢男性がいます。

しかし、アーニャが心を読んだところ、迷子で帰れないだけと判明。

物忘れがひどい状況ですが、アーニャ達はなんとか男性を自宅へと戻すことができました。

 

老夫婦はフォージャー家のお隣と判明。

夫の名前はジークムント・オーセン。

妻の名前はバーバラ・オーセン。

二人が仲良くキスをしてこのエピソードは終了。

ジークムントを「ジーじじ」バーバラを「バーばば」とアーニャが呼んでいますが、『ボーボボ』みたいですね。
 
 

ジークムント・オーセンの正体

ジークムント・オーセンは今後の物語で重要になる人物と思われます。
 

プロジェクト〈アップル〉の研究者?

モデルになった人物は心理学者、精神科医のジークムント・フロイトである可能性が高いです。
医学、神経学、精神医学、精神分析学、精神病理学、心理学と幅広い分野で研究を行ったジークムント・フロイト。
ジークムント・オーセンの言葉「ユリーカ(わかったぞ)」はギリシア語で、ジークムント・フロイト博物館ではフロイトが所有していたギリシア・ローマの発掘品を見ることができます。

 

ジークムント・オーセンが「大学で教鞭をとっていた」と言っていたこと、モデルの人物が心理学者・精神科医であることから、プロジェクト〈アップル〉の一員であった可能性が高いです。

実はインペリアル・スカラーだったとかありそうですね。

 

 

オーセン家はフォージャー家の対になる存在

フォージャーはForger=偽造者
オーセンはAuthentic=本物
ですので、仮初の夫婦(家族)本物の夫婦(家族)対になる存在隣同士になるという展開になりました。


ジークムント・オーセンのモデル、ジークムント・フロイトの職業心理学者・精神科医のうち、ジークムント・オーセンには心理学者の要素を、ロイドには精神科医(表向きの顔)の要素を取り入れたことで、ジークムントとロイドは似た様な存在であり対になる存在として今後描かれると思います。

 

バーバラがヨルさんと同様の存在であり対になる存在であるならば、バーバラも元暗殺者であった可能性があります。

理由として、バーバラはギリシア語でbarbaros、意味は「野蛮な、野蛮人(ローマ人またはギリシャ人ではない人)」。ラテン語でbarbarus、意味は「奇妙な、外国の、野蛮な、異邦人」になるからです。

暗殺者=野蛮人の解釈は変ですかね。

情報元:etymonline

www.etymonline.com

 

バーバラが上記名前の通り西国などの外国出身で、東国でジークムントと出会ったのであれば、男女逆ですがロイドとヨルさんの関係と同じになります。

 

バーバラも暗殺者でジークムントと出会い、互いの正体を知った上で愛し合い共に人生を歩んできたのであれば、今は仮初の家族のフォージャー家もオーセン家の様に秘密を知って後でも愛し合い、いつかは本当の家族になるのかもしれませんね。

 

alu.jp

 

 

ジークムントはアーニャとボンドを研究していた?

アーニャは1話で以下の様に紹介されていました。

・被検体007

・彼女は人の心を読むことができた

とある組織の実験によって偶然生み出されのちに施設を逃亡、保護対象を求め転々をしていた

 

 

被検体8号で未来予知の能力を持っているボンドを実験していた研究者とアーニャの回想に登場していた研究者は同一人物でしたので、とある組織とはプロジェクト〈アップル〉の可能性が高いです。

 

ジークムントは心理学者としてプロジェクト〈アップル〉に参加し、アーニャの人の心を読むテレパシーやボンドの未来予知(アーニャも可能)などの研究に携わっていたのかもしれません。

しかし、ボンドの件で描かれた様な非人道的な研究を拒絶して離脱した可能性が高いです。

離脱する際にアーニャの逃亡を手助けしてくれたのかも。

 

 

フォージャー家のお隣に引っ越してきたのは研究所から逃亡したアーニャのその後を心配して見守るためかもしれませんが、敵側の場合は医学、神経学、精神医学、心理学を使いアーニャの脳を改造して国を滅ぼすために近づいてきたのでしょう。

アーニャが持っているぬいぐるみ『キメラさん』の様にアーニャとボンドなどが合成されてキメラになったら読者は絶望しますよ。『鋼の錬金術師』で合成されたニーナとアレキサンダーと同じになってしまいます。

 

 

アーニャ出生の謎が明かされる!?

ジークムントがテレパシーや未来予知を生き物に備える研究をしていたとすれば、アーニャ出生の謎が彼の口から明かされるのでしょう。(現在は物忘れがひどいですが突然記憶を呼び起こすかも)

 

アーニャがジークムントの遺伝子を受け継いだ試験管ベビーの可能性もあります。

ジークムントとバーバラが体外受精を行いアーニャを産み出したと予想しますが、年齢的に厳しいのですね。

それに、ジークムントと違って認知症ではないバーバラが自分の子供(アーニャ)を忘れているとは思えないので、アーニャの親は別にいるのかも。

 

もし、アーニャが仮初の家族であるフォージャー家の一員ではなく、実はオーセン家の家族だったと判明した場合、アーニャが仮初の家族と本物の家族どちらとこれから過ごすのを選ぶのか気になります。
読み切り『石に薄紅、鉄に星』では、ミ゛ーシャが本当の母のもとへと戻りました。

先述のとおり
フォージャーはForger=偽造者
オーセンはAuthentic=本物
ですので、フォージャー家は仮初の夫婦(家族)とオーセン家は本物の夫婦(家族)になります。

 

 

もしくはアーニャがオーセン家の遺伝子を受け継いでいるのではなく、人工生命体や別の人物のクローンである可能性もありますので今後の展開に注目です!

 

それから、アーニャが持っているぬいぐるみ『キメラさん』と動物の声が聞けることの関連性や新月の日だけは心を読む能力が消失する『エクリプス』についても明かされるかも?

プロジェクトアップルにて、ぬいぐるみではなく生きている本物のキメラを造っていた可能性がありますね。

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ギリシア語の登場でアーニャの出身国と字が下手な理由が判明?

42話で古語のテストだけ他の教科より良い点数(41点)をとったアーニャ。

しかもスペルミスがなければかなりの高得点。

それを踏まえてアーニャは古語を母語としている国の出身なのではとロイドが推察していました。

アーニャの書くオスタニア語の字が下手なのは古語を母語としている国出身だからでしょう。

 

そして今回登場したジークムント・オーセンが使用した古代ギリシア語を使用していたのはギリシア(共和国)。

ギリシアはヨーロッパ南東部、バルカン半島の南端部と周辺の島々からなる共和国。

バルカン半島は、ヨーロッパの南東部に位置し、地中海に突き出た半島です。スロベニア、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、セルビア、モンテネグロ、コソボ、北マケドニア、アルバニア、ギリシャなどがこの半島に領土をもちます。

引用元:ダイヤモンドオンライン

 

アーニャが使用できる古語がギリシア語ならばアーニャの出身がギリシアの可能性もありますが、ジークムントが言った「ユリーカ(わかったぞ)」に対して「ゆーかり?」と理解できていないのでアーニャの出身国はギリシアではありません。

 

それに「アーニャが古語を母語としている国の出身」というロイドの推察も外れている可能性もあります。

ジークムントがギリシア語以外の古語も使えて、それをプロジェクトアップルの研究としてアーニャに教えていた可能性もあり、アーニャは外国出身ではなく東国(オスタニア)か西国(ウェスタリス)の出身の可能性もありますね。

 

 

ジークムントがプロジェクト〈アップル〉を潰すために動く!?

78話で「プロジェクト〈アップル〉だが、どうやら当時の研究チームの一部が今も残存している可能性が出てきた」とハンドラーが黄昏に話していました。

 

この情報をどこかで聞いたジークムントがプロジェクト〈アップル〉を潰すようガーデンに依頼。

WISEも情報を掴み動き出していたため、戦闘していたヨルさんと黄昏が出会いお互いに正体がばれる展開があるかもしれません。

プロジェクト〈アップル〉はアーニャを再び実験するために誘拐する可能性があるので、娘を守るためヨルさんと黄昏が共闘する展開を期待します!

 

研究所にいた時は装着していなかった髪飾りが実は力を抑えるアイテムで、誘拐されてアイテムが外されてアーニャが国を滅ぼす可能性もあります。(ロイドやヨルが髪飾りについて何も思わないのが不思議です。)

最後は家族3人が平和に暮らせるとうれしいですね!

alu.jp

 

 

 

 

 

 

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