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『龍が如く8』感想ネタバレあり 桐生一馬は死亡するのか死なないのか『名を取り戻した男』余命半年生きる 癌になった原因 春日一番の母・岸田茜 ジャッジアイズ、ロストジャッジメントの九十九と杉浦登場 ムナンチョ・鈴木が再登場 花輪喜平死亡(森永悠)アンドレ・リチャードソンが生存リボルバーのマスターだった 【ストーリークリアエンディング、スジモンバトル、ドンドコ島、あつ森、パルワールド、ポケモン、心の暴力団、ペルソナ、朝倉未来棒読み声優、久米颯太、告発系VTuber多々良ひそか正体、コムドット、最後、レビュー

 ゲーム『龍が如く8』のストーリーをクリアしたので感想(レビュー)を。

エンディングや桐生一馬の生死、春日一番についてのネタバレがあります。

『龍が如く8』では配信禁止区間はありませんが、ネタバレを含む内容をYouTube等の配信する際には「ネタバレあり」等の表記をセガがお願いしています。

 

 

 

主人公・春日一番

『7』からの主人公・春日一番。

前作で大活躍し一番製菓の社長でしたが、本作では『ハマの英雄』よ呼ばれハローワーク契約社員としてスタート。その際のヤクザ風紹介がおもしろかったです。

元ヤクザ佐々木を相手にした対応は「この元ヤクザ……頼もしすぎる!!」でした。

一番製菓の社長はえりちゃんになり、世界中を飛び回っているとトメさんから明かされました。世界展開すごいです。

 

一番はいろいろと大変なことになる中でもおやっさん(荒川真澄)からの恩を忘れずに彼のやり残したことを受け継ぎ、人を救おうと動く姿などがかっこいい。

喧嘩を売ってきた元ヤクザ佐々木を救うため汚れた川へ飛び込み、ゴムが頭に付いた状態で必死になるなど冒頭からかっこよすぎます。

最初のエピソードとは思えず中盤・終盤で描いても良さそうですが、前作で積み重ねたものがあるのでこれで問題ないですね。

敵対する元ヤクザであろうと全員を救い父の夢を成し遂げた様子がいつか描かれるのを期待しています。

 

そんな荒川真澄と氷川興産の組長がやばかった。怖すぎる。シリーズで一番怖かったかも。(開きもやばかったですが怖さではおやっさんの方が上ですね)

荒川真澄と海老名正孝の因縁についても驚きました。

まさか親子だったとは。つまり一番とは異母兄弟。

 

 

ブリーチジャパンの久米颯太が本作でも絡んでくると思ったのですが、あっさりと逮捕されて無期懲役とまではいかないが長い間塀の中で過ごすことが決定しています。

ブリーチジャパンは8の本編に絡んできてハワイの宗教団体『パレカナ』と繋がっているのですが詳しくプレイして確かめてください。

 

 

 

本作ではデマや憶測の情報を発信する人(告発系配信者)、その情報を利用してストレス発散の為に他者を攻撃する視聴者達が描かれています。足立さんが「新時代のイジメ」と称していました。

その配信者の1人が裏社会暴露系バーチャル動画配信者(VTuber)の多々良ひそか。中の人は不二宮千歳。それを操っていたのは三田村英二。そしてパレカナの代表ブライス・フェアチャイルド、横浜星龍会本家若頭海老名正孝は協力関係にありました。

一番が頑張って積み上げたものがデマにより一瞬にして崩れていくのを見るのがとても辛かったです。サッちゃんとの関係がアレした後でしたので余計最悪でした。(千歳が配信者として活動しているのには理由があります。)というか海老名と沢城はVTuberと共演するのがヤクザとして恥ずかしくないのでしょうか。

『多々良チャンネル』が扱った以上世間はそれを真実だと信じて疑わないことが描写されていましたが、偏った情報や誤った内容、他者を攻撃・侮辱する内容を発信するまとめサイト(5chやX等の情報を扱っているサイト)やネットニュース、X等のSNSを使ったインフルエンサー、迷惑系や告発系YouTuberたちの発信と与えられた情報が真実でなくてもストレス発散のために他者を攻撃している視聴者が現実でも問題になっています。

デマを発信する告発系配信者やそれを利用して攻撃してくる野次馬から攻撃されても負けず仲間と共に立ち向かった春日一番。局部麻酔により下半身不随を装っていましたが、皮肉なことに負傷して本当に歩けなくなった三田村英二(エイちゃん)を助けるため、最後も行動で野次馬を黙らせたのが最高でした。

自分や家族を傷つけたブライスを「罪を償わせる」という理由でですが生かしたのもすごい。

本当に素晴らしい主人公ですよ。

 

 

 

本作では一番が転売ヤーに対して「メーカーとっても転売屋は毒にしかならねえ」と言っていて、社会復帰した元ヤクザが転売を阻止しようと動いていることが分かりました。

様々な社会問題を描写(社会風刺)するのも本作の魅力です。

一番がサッちゃんにプロポーズする際に「女なのに仕事とか家族の世話とかすげえしっかりしてて偉い」「家事を手伝う(家事は女がするもの)」「赤ん坊(結婚=子づくり)」と言ったのも、現代の問題を描写したのでしょう。断られた理由は違いましたが。無視するのはひどいと思う。

サッちゃん的には「仲間」という意識が強かったのは分かりますが、理由を言った後に「一番も変なことでクヨクヨしないで?」と言ったのも良くないかと。

18年間ムショに入っていたがその後は色々と情報を取り入れていたので一番なら時代に合わせて考え方を変えそうですが、「恋愛経験が無くテンパっていたから」という理由で言ってしまったとされています。

マッチングアプリにも注意しましょう。

 

 

 

今回、原発から出る放射性廃棄物をパレカナが引き取る事業を進めていました。

報道で世論を動かして事業を認めさせて各国の政府と連携を取るような話が出ていましたが、現実でもそのような動きになったらどうなるのでしょうか。

実際行うにしてもパレカナのような杜撰な管理ではなく人へ害を与えないようにしていただきたいですね。

 

 

 

あとはゲーム発売から公開されていた一番の母・岸田茜について。

この女がハワイで生存しているという情報を知って発売前に驚きました。

前作では荒川真澄が「氷川興産の刺客によって殺された」と説明していましたが、沢城丈が言ったように本当に生きていました。

一番を出産して彼を守るためコインロッカーに隠した後逃亡した茜は、荒川真澄が亡くなるまで再会することはできませんでした。

 

前作では荒川真澄が亡くなった後に彼が本当の父親だったと知った一番でしたが、ついに母と会うことができて最高でしたね。

数十年という時を経て再会し、夫・荒川真澄の遺灰が入ったネックレスを受け取ることもできました。茜さんと一緒に私も泣きましたよ。

荒川真澄と氷川百合子との間に子供(海老名正孝)がいたことを知っているのか描かれませんでしたが、恐らく知らなかったと思います。

茜さんは再びハワイへ戻りましたが、今の時代ならビデオ通話がありますし、たまに会って親子仲良く過ごしてほしい。サッちゃんと一番のアレが今後描かれるのであれば再登場するはず。

 

ハワイと言えばザリガニのナンシーが一番と共にハワイへ行くのですが、アメリカにとってナンシーは外来種である可能性があるのですが空港で止められなかったのが不思議。

 

 

 

桐生一馬

過去シリーズで主人公を務めた桐生一馬。

前作の『龍が如く7外伝 名を消した男』で彼の流した涙にこちらも泣きましたが本作でも泣きました。

 

廃炉中の原発から出る放射性廃棄物の一時貯蔵庫にて心臓発作になった人物を助けた際にガスマスクが破損し放射能を浴びていたと判明。ただし、放射性廃棄物の危険度は低レベルで「ただちに人体に影響する数値ではない」ため癌の原因であるかは不明。

癌の転移が進んでいるため手術でどうにかなる状態ではなく、抗がん剤治療を気長に続けるしかないと明かしています。ハワイに来て自分の手助けをするのではなく治療に専念するべきと思った一番が「アンタ治療から逃げてるだけじゃねえのか!?」と言ったのがよかった。さすがです。

本作では癌の影響で、これまでなら戦って強行突破する場面を回避。戦っている最中に血を吐くところを見るのが苦しかったです。

癌になり余命半年でしたがエンディング後に放射線治療を受けます。

本編で余命半年と宣告されて、エンディング後は本編から一か月しか経過していないので余命宣告の期間を乗り越えた訳ではありません。

今後の新しい『龍が如く』作品から桐生一馬を抜けさせるために癌の要素を取り入れたと思います。完治しても以前の様に戦えるかは分かりませんが、とりあえず無事に完治することを願っています。

 

澤村遥と息子の遥勇(ハルト)が見守り、ハルトの「お爺ちゃん」呼びが良い。

大道寺一派から離脱し『名を消した男』から『名を取り戻した男』になった桐生一馬は、次回作で最強のお爺ちゃんとして大暴れするのかも。

いや、みんなと一緒に平和に暮らしてほしい。デリヘル(デリバリーヘルプ)で呼ばれるくらいがちょうどいいですね。

 

 

 

桐生の集大成となるエンディングノート要素。

ヒロインの伊達さん含め桐生と因縁のある人物が再登場。

エンディングノートにてインチキ宗教団体『ムナンチョヘペトナス教』の元教祖ムナンチョ・鈴木がYouTuberのような動画投稿者となって再々登場。

先述の春日一番の時と同じく、偏った情報や誤った内容で他者を攻撃・侮辱されましたが負けずに立ち向かいます。

ヘペトナス、シュレピッピ、ク・リパース、フセリンチョなどを使って世のため人のため行動しているのがよかったです。

『ムナンチョヘペトナス教』とは違って数百年の歴史をもつハワイの宗教団体『パレカナ』が登場するのですが、こちらも裏ではアレなことをしています。現実でも世界平和統一家庭連合(旧統一教会)などの宗教団体が問題となっているので怪しい宗教には気を付けましょう。

 

『龍が如く6』に登場した田頭直人と松永孝明が登場しましたが、宮迫博之さん演じる南雲剛が登場しなかったのは残念。しかし、田頭と松永が「桐生の兄貴は生きている」と気付き南雲と話をするといっていたので最高でしたね。

 

あさがおにいた太一が7の外伝に続き登場。桐生の意志を継いでいます。

 

タクシー会社の中嶋社長は作中屈指のいい人ですよね。

 

秋山さんは次回作でも登場しそうです。

 

ユキは現在ちらし寿司屋を経営。55歳か56歳ですけど30代と言ってもばれなさそう。「キレイだ……」しか選択肢がないのも頷けます。

ユキのお店『ギンシャリン』に真島の兄さんの金の像があります。マスコットキャラクターがかわいいですね。

カタギのユキや小雪は桐生が死んだことになっているのを知らないため人目見ただけで桐生だと分かりました。ムナンチョや秋山さん、田頭と松永も顔を見て桐生だと分かっていたので桐生はもう少し変装したほうがいいと思います。桐生「鈴木です」ユキ「桐生さんじゃないですかあああああ!」が面白かった。

小雪とユキ、紗栄子のフォーシャインのイベントもよかった。

フォーシャインTOKYO(神室町)に桐生の100億の金の像があるのはどうなんだろう。

 

15年ぶりに再会した狭山薫は42歳ですが未だに桐生のことを一途に思っているため未婚。エンディングドラマがすっきりしない終わり方だったので9か10で結婚するパターンもありますかね。

 

かわいく成長したシズコですが小野ミチオキーホルダーを50個持っていると言ったときの顔が何故か怖かった。医者になって癌で延命治療をしている桐生を救ってくれるのかも。

 

サバイバーのマスター(柏木修)との再会もよかったです。極技で冷麺を作る男。サバイバー(生存者)に来たということで桐生も完治して生きてほしいですね。

カラオケで桐生歌唱の「ばかみたい」やバー『サバイバー』のマスター(柏木さん)が演奏しているのが良き。無言タンバリンもよかった。

桐生一馬が歌唱する『JUDGEMENT -審判-』で、春日一番が錦山彰の様に「行くぜ兄弟!」と言うのが最高。

 

リボルバーのマスターは神室雪月花を歌っていること、「銃撃戦の末にビルから落ちて生きるか死ぬかの状態だったときがあった」と言っていることからその正体はアンドレ・リチャードソンの可能性があります。(同一人物)道連れになった峯は死亡しているのにこっちは生き残ったようです。柏木さんといいバーを営む人は生存者なのかも。

 

ゲイリー・バスター・ホームズと娘のチトセが登場。ド修羅場イベントがあります。こちらもペルソナ5みたい。

 

7 外伝の主要人物であった花輪喜平(森永悠)があっさり死亡したのには驚きました。

その場で死亡が確認されたので柏木さんの様に実は生きていたパターンは無さそう。

花輪の部下(大道寺一派)がいい人でよかったですね。

 

桐生ファン(オタク)のソンヒが、子供の時にサンタコスをした桐生の写真をコミジュルの力で探させるのも気持ち悪くて最高。

 

 

 

ゲストKing Gnu井口理・YouTuber・格闘家の朝倉未来など

King Gnu井口理さんの演技は微妙でしたががんばりは伝わりました。良い時と悪い時がありましたね。しかし、ストーリーを進めていく上で重要なキャラの1人なので演技がうまい俳優か声優が担当した方がよかったのかも。

 

YouTuberの朝倉未来さんが、アサクラチャンネルのアサクラ(アサっち)として登場。棒読みすぎましたが面白かったので良し。アサクラはストーリーを進めていく上で重要なキャラではないので棒読みでも問題ないと思います。棒読みの後に一番が「ありゃタダもんじゃねえな」と言っていたのが印象に残っています。

アサクラの仲間である5人組の配信者(迷惑系YouTuber)が登場するのですが、そのリーダーの顔が5人組のコムドット・やまとさんに似ています。しかし、コムドットがゲームと同じような行為をしてはいないはずです。

 

過去には朝倉さんのような格闘家(プロレスラー)の藤波辰爾さん、長州力さん、天龍源一郎さん、武藤敬司さん、蝶野正洋さん、オカダ・カズチカさん、棚橋弘至さん、小島聡さん、天山広吉さん、内藤哲也さん、矢野通さんが出演。演技の上手さは差がありましたが、蝶野正洋さんの演技はとても良かったです。

 

藤波辰爾さん、長州力さん、天龍源一郎さんの会話はある意味最高でした。

www.youtube.com

 

海老名正孝役長谷川博己さんはいい演技でした。

ケイ役ケイソンさん。

ウタマル役は宇多丸さん。普段とは違ったソンヒがよかったですね。

アナウンサー役宇内梨沙さん。

 

それから、『JUDGE EYES:死神の遺言(ジャッジアイズ)』と『LOST JUDGMENT 裁かれざる記憶(ロストジャッジメント)』からある意味ゲストとして九十九誠一と杉浦文也が登場。

九十九なら三田村英二を潰せそうですよね。

 

 

 

バトル、スジモンバトル、ドンドコ島

バトル面では前作よりも戦略の幅が広がり面白いです。

サメや巨大イカと戦うことになるとは思いませんでした。まぁ、6でも戦いましたが。

SNSで傷つけあったり、やってもいないゲームに文句を言ったりする人間に文句を言っていたのがよかったです。5chやXのまとめサイトなどはゲームをプレイしていない(恐らく)のにひどいことを掲載していますよね。(ネタバレについても言及していましたが本作は公式がOK出しています)

汎用ジョブの場合、男はサムライ、女はくノ一がおすすめ。

 

前作でアレだったスジモンを扱った新たな要素『スジモンバトル』が楽しい。

先日『ポケモン』に似たキャラクターを登場させたゲーム『パルワールド』に対して『株式会社ポケモン』がコメントを出していましたが、本作は大丈夫ですよね。「スジモンゲット!」と言っていますが…。

それとハワイをスジモンのメッカと呼ぶなどハワイへの風評被害がすごい。

 

 

ガチャピンとムックが登場する『おいでよドンドコ島』が任天堂の『あつまれ どうぶつの森』でありパルワールドでもあります。

本当に大丈夫なのか心配ですが面白かったです。

釣りでエビフライや天然刺身が釣れるのも龍が如くならでは面白い。

ドンドコ島に熱中しストーリーが進まないプレイヤーもいそうですね。

クリア後はドンドコ島を遊びつくすのもいいです!

ちなみに一番製菓ドンドコ島店もあります。

 

『龍が如く7』では『汚いペルソナ』『心の暴力団(ペルソナ5)』と一部から呼ばれていましたが、本作では『ペルソナ』の曲をBGMにできます。

 

足立さんの「待たせたな」が『メタルギア』のスネークっぽくて良かったです。

 

 

 

DLC

本作では水着衣装が追加され男キャラだけでなく女性のサッちゃん(向田紗栄子)やソンヒ、不二宮千歳が着ることも可能。サッちゃんのおにぎりデザインの水着(日本の食)がすばらしい。

 

男の水着というよりふんどし(日本の祭)のインパクトがすごい。

ふんどしの男キャラで揃えるとなかなかすごい光景になります。

 

 

 

最後に。

とにかく最高の作品でした。

春日一番からサッちゃん(向田紗栄子)へのプロポーズが成功した(?)が最後でアレでしたので次回作を希望します!

 

 

 

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