原作:赤坂アカ、作画:横槍メンゴ 漫画『【推しの子】』153話 ネタバレ確定速報の最新情報を紹介します。
漫画『【推しの子】』153話は2024年6月27日発売のヤングジャンプ30号に掲載
152話の感想記事はこちら
【目次】
153話考察展開予想
カミキヒカルが自首
152話の関係者向け初号試写で、映画『15年の嘘』のスポンサーである神木プロダクションの代表取締役カミキヒカルは映画を観たと思われます。
アイの言葉「ごめんね 私は君を愛せない」が決別や拒絶の意味ではなく別の意味だと理解し、さらに星野アイ役ルビーの演技でアイを殺したことを許されたカミキヒカルが警察へ出頭(自首)するはずです。
アイの言葉「ごめんね 私は君を愛せない」の意味にカミキヒカルが気づく
映画『15年の嘘』ではアクア宛てのDVDに星野アイが「ごめんね 私は君を愛せない」などのカミキヒカルに関する情報を収録。
姫川愛梨から性加害を受けていたといえ間接的に人殺しをしてしまったカミキヒカルはアイに救いを求めて再び「愛してるか」と問いたが拒絶されたので、星野アイが自分から逃げられないように「その方法しか知らない」を実行したと146話で明らかになっていました。
カミキヒカルの性加害によって妊娠し星野アクアとルビーを出産したと思われます。
この情報も星野アイがDVDに収録したのでしょう。
アイは出産後でカミキヒカルが差し向けたリョースケによって殺される前の第8話で「双子へ会ってくれないか」とカミキヒカルへ連絡していました。
その際「私達の事情も分かってくれるよ」とアイが発言していることから、カミキヒカルも被害者だから仕方がないとアイはカミキヒカルからの性加害を許していると思われます。
また、「いや寄りを戻すとかそういう話じゃなくてさ」とカミキに電話で話していたアイからはカミキヒカルへの愛を感じとれません。
カミキヒカルは別れた後もアイへ愛情を求めていることがアイの台詞(電話)から分かるので、「その方法しか知らない」で繋ぎとめたはずだったのに最愛のアイから拒絶されたことでカミキヒカルは完全に精神が崩壊し現在の人格(猟奇殺人鬼)へ変貌したと思われます。
DVDに収録した「ごめんね 私は君を愛せない」の意味は、カミキヒカルのことを実は愛していたのかもしれないがやはり未だにカミキヒカルを愛しているとは感じることができず「分からない」ということでしょう。
しかし、アクアとルビーは「決別の言葉」と捉えていましたが、五反田監督は違う意味があると想像していたので、カミキヒカルを愛していたが自分に問題があると感じたアイが「ごめんね 私は君を愛せない」と言ったのかもしれません。
つまり、カミキヒカルを拒絶した言葉ではなく愛していたが事情があり一緒にはいることができないという意味と思われます。
もしアイがカミキヒカルを愛していた場合は、映画を見たカミキヒカルが自分が愛していた女性が本当は自分を愛していたと気付き、なぜ殺してしまったと後悔するはずです。
星野アイに愛されていたと気付いたカミキヒカルが断罪される前にすること
前回152話及び第9話のインタビューシーンで「ごめんね 私は君を愛せない」の本当の意味、つまり「実は星野アイはカミキヒカルを愛していた」とアクアがカミキヒカルに伝え、その後カミキヒカルが改心しここまで物語が進んだ可能性もあります。
しかし、インタビューシーンは映画『15年の嘘』試写会より2年前のはずで、あの時点でアクアは父親がカミキヒカルでアイ殺害の犯人とは気がついていないのですし、その後片寄ゆらなどを殺害しているので、「実は星野アイはカミキヒカルを愛していた」とカミキヒカルが気づいている可能性は低いです。
「実は星野アイはカミキヒカルを愛していた」とインタビューシーンでアクアから教えてもらっても真実が分からないから、映画でその真実を知るためにスポンサー不足の映画『15年の嘘』のスポンサーになったのかもしれません。
試写会で映画を見て「自分(カミキヒカル)は星野アイから愛されていた」と理解したカミキヒカルは愛する星野アイを殺してしまったことに後悔するのでしょう。
自身が大衆の悪意によって断罪される前に実行することが、自首(出頭)する前に自身が殺害した被害者の遺族に謝ることかもしれませんね。
神話関連についてどうやって風呂敷をたたむのか気になりますが、とりあえずはカミキヒカルとの決着に注目です。
カミキヒカルが神になりアクアやルビーが神の使いの力で倒す展開もあるのでしょうか。
153話ネタバレ確定速報
映画『15年の嘘』は捏造、誇張されたフィクションで、実際には星野アイから愛されていなかったとアクアへ説明した神木輝(カミキヒカル)
「振られた女(星野アイ)に惨めったらしくしがみ付いて、愚かにも逆恨みして殺した。それだけの話」とあっさり星野アイ殺害の動機についてあっさりと語りました。
しかし、映画『15年の嘘』はフィクションではないと断言する星野アクア。
先ほどの神木輝の話はあくまで彼の視点での話であり、映画『15年の嘘』の脚本は星野アイのDVDに遺された証言やアクアの取材によって作られたので、神木輝と星野アイが感じていたものは異なっていたということになります。
神木輝視点の回想に移り、「私達もう会わない方が良いかなって」と星野アイが神木輝に伝えて、神木輝の世界が壊れる音がしました。
153話感想記事
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