作者:尾田栄一郎 漫画『ワンピース(ONE PIECE)』1110話 ネタバレ感想考察(本編内容引用)
「降星」
【目次】
扉絵は鬼の子ヤマトの金稲荷代参
Vol.2「ぼく、ワノ国を漫遊しようと思う!!おでんみたいに!!」
五老星の正体は妖怪、悪魔、モンスター
エッグヘッド島に召喚された五老星全員。
今回明かされた五老星の正体は以下の通り。
※五老星名(肩書、惑星)=正体
ジェイガルシア・サターン聖(科学防衛武神、土星)=牛鬼
マーカス・マーズ聖(環境武神、火星)=以津真天
トップマン・ウォーキュリー聖=(法務武神、水星)=封豨
イーザンバロン・V・ナス寿郎聖=(財務武神、金星)=馬骨
シェパード・十・ピーター聖=(農務武神、木星)=サンドワーム
ピーター聖だけ他と違ってカタカナの『サンドワーム』というのが気になります。サンドワームは漢字にすると砂虫になるようですが本来の砂虫は『石ゴカイ』です。
サターン聖は動物系(ゾオン系)の人型から人獣型そして獣型へ変化していましたが以前予想した通り五老星は人間の姿が仮初で悪魔の実の能力者ではなく今の妖怪のような姿が本来の姿という可能性もあります。もしくは悪魔の契約者。
理由は、例えばルッチの場合は「ネコネコの実 モデル:レオパルド(豹)」と記載されるのですが、五老星はその様に記載されず「牛鬼」としか記載されていないからです。イムは文字的には仏ですが仏を騙った別人という可能性もありますね。
悪魔の実であれば全員幻獣種と思われます。
サターン聖は人獣型の時点でルッチの覚醒フォルムのような黒い炎を纏っていて、今回登場した五老星全員が同じ様に黒い炎を纏っていてためこれが最終形態になるのでしょうか。
各五老星の正体の詳細は別の記事で紹介
ナス寿郎聖は獣型から人獣型(上半身だけ人間)となってパシフィスタを刀で斬り戦闘不能にしました。
サンジの「あのマリモ野郎一味を危険に晒しやがって足手まといが」という通信を聞いたゾロがガッチィーンと激怒。
『手銃 斑』を繰り出したルッチをゾロは『三刀流 虎虎婆 彪狩り』で撃破。豹のルッチを彪狩りで倒す見事な一撃。ですがもっと早く倒してほしかったです。
虎虎婆は八寒地獄ですが、ナス寿郎聖の斬ったパシフィスタは脳への伝達路を一部凍結されているのでナス寿郎聖も八寒地獄関係の技を使えるのでしょう。
『エッグヘッド事件』として世界に思いもよらぬ衝撃(ショック)を与えることになる理由が「世界の真実」だけでなく五老星全員の死亡の可能性もありますが不死身に近い能力もあるのでさすがにその展開は無さそうですね。
解放のドラムに反応して起動した鉄の巨人が五老星全員を倒す展開もありそう。
ベガパンクが死んで悲しいですが、彼の意識や魂がロボットや鉄の巨人に移る展開で生存してくれるとうれしいですね。
ベガパンクによる世界の真実を伝える発信源は別の島にある?
1109話でピーター聖が発信源は「エッグヘッド島の研究層(ラボフェーズ)以外に考えられない」と言っていたため、マーズ聖が研究層のバリアに突進。
1108話にエッグヘッド島の研究層(ラボフェーズ)からベガパンクによる「世界の真実」を伝える配信が始まりモニターやベガパンクの死を感知する心電図の様な物が映っていました。
1109話では発信源は「エッグヘッド島の研究層(ラボフェーズ)以外に考えられない」とピーター聖が言っていましたが、正(シャカ)が「中断させたいという者がいたとしても来れる距離ではないですが」と言っていることから発信源は他の島例えば出身地のカラクリ島バルジモアにあるかもしれません。もしかすると宇宙に人工衛星を打ち上げてそこから発信しているとか、月が発信源とか。
太陽神ニカを救う巨人族の戦士
シェパード・十・ピーター聖の変化したサンドワームに捕食されたギア5ルフィ。
そのピンチに駆けつけたのはドリーとブロギー。
必殺の『太陽鋸(たいようのこ)』でサンドワームを切り身にします。サンドワームがだるま落としのようになっていますが、ルフィがリトルガーデンで恐竜に食べられた時にドリーとブロギーが恐竜の首を斬ってルフィを救ったオマージュになります。
ピーター聖は斬られても身体が生えて復活する不死身系だと思うのであっさり倒されたのでしょう。それにしても一撃で倒すドリーとブロギーを追い詰めたMr.3ギャルディーノが強すぎる。
「暗い場所は似合わぬ男!!行くぞ」というセリフと『太陽鋸』という技、エルバフには太陽を崇拝する太陽信仰があるためエルバフで太陽神ニカについての謎が明かされるのでしょう。
ベガパンクの作ったベガコーヒーすごい。1粒水に落とすだけで瞬時に暖かいコーヒーになります。
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