原作:赤坂アカ、作画:横槍メンゴ 漫画『【推しの子】』に登場する映画『15の嘘』のタイトル(作品名)の意味を考察予想。
映画15の嘘の意味
本当の星野アイをアクアが神木輝へ教えるため、今後神木輝(カミキヒカル)と星野アイ両方の視点で過去が明かされます。
それにより映画『15年の嘘』のタイトルの意味も判明してくるのでしょう。
タイトルの意味は星野アイがアクアへ贈ったDVDの内容や五反田監督が撮影していた映像から名付けられたと思われます。
本来であれば星野アイは20歳で亡くなったので映画タイトルは『20年の嘘』となるはずです。
星野アイが15歳で妊娠したとすれば、15年間嘘を吐き続けてきたが神木輝といる時は嘘を吐かずありのままの自分でいることができた。16歳で出産し子供を愛することができたのは神木輝と出会ったおかげだから「ありがとう」という感謝の意味なのかもしれません。
そして、「15歳になったらDVDを見るように」とアクアとルビーにメッセージを添えていたので、子供が生まれてからもしくは妊娠してから15年間神木輝に嘘(別れ話)をついていたことの意味もあると思います。(アイが殺されてから15年だがアイは自分が殺されることを予測していないはずなのでアクアとルビーが『15年の嘘』と名付けたのかも)合計30年の嘘?
そうするとまるで自分が殺されることも考えてDVDを残したみたいですが…。
神木輝から性加害を受け妊娠したとはいえ神木輝を心配して彼を受け入れた星野アイは愛で神木輝を癒やしてあげたかったのかもしれません。
星野アイがDVDに残した本当の願いは「復讐」ではなく「神木輝が救われること」であり、映画『15年の嘘』で星野アイ役星野ルビーは『神木輝を許す演技』をしたはずです。
星野アイの会話不足、説明不足の所為で勘違いしてしまった神木輝ですが、映画『15年の嘘』のタイトルの意味を知り星野アイを殺してしまったことを後悔するのでしょう。
雨宮吾郎殺害や貝原亮介(リョースケ)を操った話なども語られ、153話で神木輝の精神を崩壊させた劇団ララライの代表金田一敏郎が神木輝を操っていた黒幕(真犯人)の可能性もあります。
アイドルにスカウトした斉藤壱護が黒幕(真犯人)という可能性も…。
神木輝かルビー、有馬かながニノにナイフで刺される
神木輝は星野アイを殺してしまったことを後悔し大衆の悪意によって殺される前に自首(出頭)するのかもしれませんが、協力者のニノ(新野冬子)が真相を知り神木輝をナイフで刺し殺害するのかもしれません。
もしくは神社で出会ったルビーは母アイ以上に輝く存在と考えていたので、自首する前に「ルビーはアイを超える」と神木輝がニノに話してしまい、「娘であろうとアイを超える者は存在してはならない」と以前言っていたアイの信者ニノが星野ルビーをナイフで刺そうとするが神木輝がルビーを庇い死亡すると思われます。
もし小説『45510』の語り手であるアイの信者の正体がニノであれば、この時は映画『15の嘘』の初号試写会から1年か2年後ですので、ニノは殺人は犯していないか語り手は別の人物です。
ニノが起こす事件予想
・激怒し神木輝を殺害
・ルビーを殺害(神木輝が庇う)
・有馬かな(重曹ちゃん)を殺害
ニノがルビーをナイフで刺そうとし神木輝がルビーを庇うが、アクアがナイフを使いニノのナイフを止めるのかもしれません。
ニノだけでなく映画『15年の嘘』を観た星野アイのファンがナイフで刺す可能性もあります。
アクアは復讐ではなく護るためにナイフを使うはずです。
星野アイが愛し救おうとした神木輝と自身の妹ルビーを護るため。いずれ外科医になってナイフをメスして命を救うのですから人が死ぬのを見過ごすはずがありません。(手術をして救うパターンもありますがそれはまだ先の未来なので今はなし)
映画15年の嘘でニノを演じたの有馬かな(重曹ちゃん)が刺される可能性もありますね。
そして、アクアは前世雨宮吾郎からの夢であった外科医になり命を奪う復讐のナイフをメスに変え命を救います。
最終章なので作品名『【推しの子】』の意味もそのうち明かされるはずです。
ルビー宛のDVDの内容は転生者の話や旧B小町についてだったりするのかも。