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原作:赤坂アカ 作画:横槍メンゴ 漫画【推しの子】142話「責任」 感想(本編内容引用)
【目次】
創作
MEMちょは売れちゃわないと言いますが、本当の兄妹のキスシーンは禁断の行為だからと興奮する人は一定数いるとは思います。しかし現実は厳しいと思いますね。
カミキヒカルを断罪するためだけにキスシーンを入れさせるとは思えませんね。
手がドラえもんみたいになっているアビ子さんかわいい。
責任
天才2人が作り上げた脚本と星野ルビーとアクアの演技に見事騙されました。
芦原妃名子さん原作の実写ドラマ『セクシー田中さん』の脚本改変問題とは違いますが、実際の出来事と違う描写があった場合カミキヒカルから訴えられる可能性があります。しかし、アイを殺したカミキヒカルは口を出せないと制作側は思っているのでしょうか。
フィクションで架空の人物について描く時も作家は責任を持っていると思います。
映画『15年の嘘』はフィクションも混ぜつつの実話であり、これまでの撮影シーンを見るとカミキヒカルだけでなく、アイをいじめていた旧B小町メンバーや母・星野あゆみ、星野アイのファン、周りの大人たち、そして星野アイを傷つける可能性がある作品です。
自分を犠牲にしてまでもカミキヒカルへ復讐を誓うアクアは責任について分かっていたのでしょうが、吉祥寺頼子の言葉で改めて考えています。
5話で『15年の嘘』は監督賞にノミネートされるなど高く評価されることが分かっていますが、傷つけられた人たちがルビーやアクアなどの制作側を批判した場合は「ルビーを傷つけさせないためにも自分ひとりで批判を受け止める」と考えているのかも。
もしかするとアクアは将来役者ではなく、脚本家などの制作側になるのかもしれません。今回の映画で学んだことや五反田監督の教えで超一流の作家になるのかも。
今回の話とは違いますが、実写ドラマ『セクシー田中さん』の原作者である漫画家芦原妃名子さんが亡くなる前にSNSに投稿していた言葉は多くの作家が思っていることなのかと思いました。
漫画『はじめの一歩』作者・森川ジョージさんや漫画『海猿』『ブラックジャックによろしく』の原作者・佐藤秀峰さんも二次創作について語っていましたが、公式が許可した実写化やアニメ化、同人活動等の二次創作を務める作家も責任を忘れないのが大事です。もちろん吉祥寺頼子が言っていたように原作者もです。
前世からの願い
その場面を想像しながらも答えをはぐらかすアクア。
彼に対して、自信が無いなら今からキスシーンの練習をするかと提案するルビーは「せんせーは いや?」と迫りました。
兄妹ですが魂は天童寺さりなと雨宮吾郎ですので、ルビー(さりな)にとっては念願のせんせーとのキスになると思っていたのでこうなりますよね。
というか完全に愛の告白ですよねこれ。
ラストでは本音だからかルビーの目の星が消えています。
前世から15年以上自分を想い続けてくれたルビーの願いをアクアがどう受け止めるのか気になります。
前世では天童寺さりなへの恋心を否定していましたが、「雨宮吾郎として私を見たら?」と言われた時の顔的には脈ありなのでしょうか。脈ありというより「何を言っているんだ」という顔に見えます。
まぁ、天童寺さりなと雨宮吾郎を転生させた神様は喜ぶ展開でしょう。
重曹ちゃんと黒川あかねの脳は破壊されますが。
『15の嘘』は一部の人たちから批判されると記述しましたが、兄妹によるキスシーンも批判されそうです。元の脚本を書いたアクアだけでなく改変した吉祥寺頼子と鮫島アビ子、そして演じたアクアとルビーもです。
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