作者:尾田栄一郎 漫画『ワンピース(ONE PIECE)』1113話 感想考察(本編内容引用)
「STALEMATE(ステイルメイト)」
【目次】
リリィ女王とビビは瓜二つ
海面上昇の件でリリィ女王の手紙の内容を予想しましたが、そのリリィ女王と子孫のビビの見た目はそっくりと思われます。
現在シルエットでしか姿が描写されていないリリィ。
第1023話のサブタイトルは「瓜二つ」となっていて、扉絵にはビビとカルーが描かれています。
これはリリィとビビの見た目が瓜二つであることを意味しているのかもしれません。
ビビの母であるティティ王妃はビビに瓜二つですが、それ以前の世代の王族がリリィやティティ、ビビに似ていたかは不明。
ですが、それ以前は似ていなかったと思います。
リリィはアラバスタには帰還しなかったので、外国で子供を作って、その子孫がティティ王妃。彼女がアラバスタ王家に嫁ぎビビが誕生したとすればもしかするとティティ王妃より前のアラバスタ王家の女性の顔はリリィ女王ではなく弟に似ていていたのでしょう。
イムはリリィに恋しているのか激怒しているのか
イムはリリィ女王が裏切ったことに怒っているようでしたが、かつてイムはリリィ女王が好きだった可能性があります。
「ビビが欲しい」と言ったのは瓜二つの彼女と結ばれたいから。もしくは裏切り者に似たビビを自らの手で葬りたいから。
古代兵器がジョイボーイの出身国である巨大な王国が製造したものであれば、元々20の王国であり世界政府側の人間であるネフェルタリ家の血が古代兵器などを起動させる鍵ではありませんので、やはり結ばれたいか復讐したいかのどちらかでしょう。
もしかすると同性愛者だったリリィ女王が男性のジョイボーイに恋をして、その思想に賛同し『ネフェルタリ・D・リリィ』とDの一族を名乗ったためイムが激怒。奴隷解放を阻止するついでにジョイボーイを殺したとか。
ジョイボーイとリリィ女王の間に誕生した子供がティティ王妃の先祖だったりして…。
ワンピースのティティ王妃も死因は明かされていませんが、ティティ王妃の元ネタ(モデル、モチーフ)と思われるネフェルティティ王妃の死因も解明されていないません。
もしかするとイムがリリィ女王に瓜二つのティティ王妃を自分のものにしようとしたが断られたので激昂して殺害した可能性もあり、ビビも同じような結末を迎える可能性がありますが、麦わらの一味が助けると思います。
イムの性別は明らかになっていませんが、イムが女性で、女性のリリィ女王に恋していた可能性もありますね。
リリィやビビの美貌に憧れてビビの身体を乗っ取る展開もありそう。
個人的にはイムは、ビビの肉体を使ってリリィを復活させて結婚するか裏切り行為を断罪するかのどちらと予想します。
ネタバレ